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先週の訪問リハビリで「走る」ということについて話をしました。セラピストさんはPTです。 [リハビリ(その3)]

 先週の訪問リハビリで「走る」ということについて話をしました。
 セラピストさんはPTです。装具がとれて関節が十分に動く状態になっていたらというように話をされていました。
 原則として、どうも、装具なしになってからというようなのです。
 リハビリ病院入院中に装具を作りましたが、女性セラピストさんと替わってくれなかったPTさんは当初、膝あたりまであるのを考えていたようですが、先輩セラピストさんいみてもらうと「オルトップ」でよいでしょうということにね。
 翌々月かな、「小走り」の時、装具はつけずにでした。
 PT業界では脳卒中後で走るというのは装具をつけなくてもよいぐらいの関節稼働の状況を維持できるということかな。
 それなくても関節の動きに問題があれば捻挫等を起こしやすいからね。
 脳卒中後は関節のコントロールができないということになるのですよ。
 それで、皆さんお困りなのです。
 「走る」は足については感覚だけを頼りにコントロールする必要があります。
 足下を見ながら走るとなるとどうなるのかな。
 結局はちんたら歩いているのと変わらないのかもね。
 脳卒中後遺症をどのようにとらえているのかということが根底にある感じですね。
 本来、四肢は無傷なのですよ。
 ところが、脳に支配されていたのがある意味支配されていない状態になってしまったということです。
 リハビリは脳の回復までいかに上手に発症直後の四肢の状況を維持しておくかということです。
 支配がなくなったということで問題が生じてきますよね。
 これをどう乗り越えるかです。
 歩けたら走れるものではないのですよね。
 感覚情報の必要度のレベルが全く異なるのにね。
 「動かせる」というのはそこそこ運動神経系は働いているようですが、コントロールができないというのは感覚系と中枢での制御コントロール系が働いていないとかですよね。
 この部位の回復に応じて鍛錬をしていく必要があると思うのです。
 装具を着用しているようでの「走る」は無謀のようにも感じています。

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