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筋肉を収縮させたままその筋肉がついている関節を動作させてみてください。二つの意味で動作できないはずです。実際にやってみてね。 [体について(その2)]

 筋肉を収縮させたままその筋肉がついている関節を動作させてみてください。
 二つの意味で動作できないはずです。
 実際にやってみてね。
 腕で屈筋を収縮させると肘等が曲がりますよね。
 そして、そのまま収縮させての次の動作ですよ。
 絶対に緩めないようにしてね。
 伸筋で楽に引き延ばせそうですか。
 腕相撲の膠着状態ですよね。
 楽に動作できているといえますか。
 痙縮等はこの時の収縮させている筋肉の状態に常になってしまっているのです。
 だから、ボトックスではボツリヌス菌毒素で緩めるというか収縮できないようにするのですよ。
 筋緊張もその筋肉が収縮状態なのですよ。
 これは健常者風歩行でもナンバ歩きでもワニ歩きでも蛇の真似でも影響は同じように出てきます。
 収縮させたのち弛緩できないというのは次の動作ができないということなのですよ。
 当然、上肢でもですよ。
 上肢の方が感覚神経も運動神経も多いので影響は甚大ですよ。
 感覚がないということは多くある感覚神経が働いていないということであり、感覚情報で活性化される運動神経系抑制ニューロンを活性化できないのですから簡単に痙縮等になりやすいのですよ。
 手足のリハビリでの問題は筋肉を弛緩させることができないということですよ。
 ボトックスはボツリヌス菌毒素で筋肉を弛緩させているのです。
 これだけです。他の作用はないのですよ。
 なら、常に弛緩できるようにリハビリを行う方が楽ですよね。
 私はどうも「楽して後々にもよい影響が残るように」ということも考えることが多いのです。
 リハビリも勉強も同じで「楽しく楽して後々にもよい影響が残るように」でね。
 最良かどうかは別にして最悪だけにはなりたくないですね。
 数学は「論証」、高校程度で唯一「論証」をさせる教科だったのに・・。
 「・・を証明せよ」とかね。

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