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脳卒中発症後、脳はチンタラですが回復作業を開始していると考えられるのです。 [医療関連(その2)]

 脳卒中発症後、脳はチンタラですが回復作業を開始していると考えられるのです。
 発症後に意識不明になりましたが保存的治療(視床出血では様子見かな)で意識回復したものね。
 徐々に安定していったとかも脳が落ち着いてきた証拠です。
 その後、出血の広がり具合もあるのですが、なんとか麻痺側の一部を動かせるようにもね。
 これ、どうも反対半球も右脳出血でしたら左脳の方も10%程度オーバーラップしているという説ね。
 また、出血側の残存機能活用によってかな。
 で、この段階あたりで神経幹細胞などが修復に向けて活動を始めだしたのかもね。
 でも、白血球等による残骸が処理されてからだと思うのです。
 生き残りや幹細胞からの神経細胞が樹状突起を伸ばし始めて、新しい接続を作っていっているようなのです。
 このとき、軸索でのつなぎ替えは起こらないです。
 中枢神経系では軸索は伸張しないということですから、樹状突起ですよ。
 伝導速度が極端に遅くなります。
 でも、暑いや冷たいなどの感覚の場合はそう問題はないですが、感度の問題が出てきますよね。
 水道水が氷水、お風呂のお湯が熱湯みたいに感じてしまう方もおられるようです。
 もし、脳での修復が全く起こらないのでしたら無感覚もままのはずですが・・。
 ところが、動作に関わる方になると、この軸索と樹状突起の違いが大きく出てしまうことになるのですよ。
 樹状突起になって、タイミングが遅れてしまうことにですよ。
 その上、筋肉の感覚情報がない、不十分であるということで運動神経系興奮ニューロンの興奮が持続してしまう危険性にね。
 そう、筋緊張亢進から痙縮に向かってしまう危険性ですよ。
 それで関節動作がやたらと難しくなっていってしまう危険性が高いのです。
 このチンタラ修復期に痙縮とかにしてしまわないようにしましょうね。
 中途半端に動かせるというのが問題だと思うのです。

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