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微妙な筋力調整。筋トレ時みたいな筋力発揮ではなく、お茶碗を保持する程度やコンタクトレンズを指に乗せて目に近づけるときなどにおこなう筋力調整とかですよ。 [脳について(その2)]

 微妙な筋力調整。
 筋トレ時みたいな筋力発揮ではなく、お茶碗を保持する程度やコンタクトレンズを指に乗せて目に近づけるときなどにおこなう筋力調整とかですよ。
 柔らかめのペットボトルの蓋開け時なんかにペットボトルを保持している方の手の筋力調整ね。
 私は未だに噴水の危険性が高いです。
 筋力が適正に調節できずに入りすぎるのですよ。
 グルメ番組でのは箸上げ(格好良く撮影のため)でもよく震えていますよね。
 微妙な筋力調節時のときは伸筋と屈筋を交互に素早く収縮と弛緩を繰り返しているのですが・・。
 脳卒中でこの繰り返しができなくなったり、タイミングがずれてしまったりや筋力の強さ自体の調節ができなくなっていたりするのです。
 どうしてかというと、筋肉に関係する感覚器官からの感覚情報が脳に届かないや届いても活用できないからですよ。
 これは下肢でも起こっています。
 その結果、筋肉が異様に興奮した状態、筋緊張亢進状態になってしまいやすいのでは考えています。
 実際、麻痺手で湯飲みを持って歩いているときにすごく緊張していることが感じられるのですよ。
 入院中のOTのリハビリ時にも作業時に同様のことが感じられたのでした。
 で、「緊張が高まりすぎているようなので休止します」と休息したこともありますよ。
 頑張ればよいというものではないのです。
 エアロバイクは適当にしていました。
 踏ん張っても緊張が亢進しない範囲に押さえていたということかな。
 関節動作時には筋肉が弛緩して引き延ばされるということが曲げ伸ばしどちらの時にも必要ですからね。
 弛緩できなくなっていくから関節動作が難しくなるのですよ。
 弛緩できないから、肝心の収縮ができなくなるのですよ。
 筋肉は弛緩して引き延ばされた後に収縮できるのですよ。
 運動神経系興奮ニューロンが興奮したままですと、筋肉は収縮したままになるのでボトックスで弛緩させるのですよ。
 ボトックスなしで弛緩できる方がよいですよね。
 で、微妙な筋力調節を必要とするリハビリ動作が結構筋緊張亢進状態にしてしまうようですね。
 放っておくと痙縮にかな。
 で、上肢全廃とかにもかな。

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