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動作には感覚情報が必須ですよ。なにげなくいつも動作しておられる方が多いと思われますが、上手に動作するには感覚が必要です。 [脳について(その2)]

 動作には感覚情報が必須ですよ。
 なにげなくいつも動作しておられる方が多いと思われますが、上手に動作するには感覚が必要です。
 で、「認知行動療法」とかね。
 「グッパする」とか「腕を振り回す」ぐらいですと、そう感覚の必要度はわかりにくいですよね。
 ところで、「麻痺手でペットボトルをつかむ」をおこなうと、感覚情報活用だらけですよね。
 目で場所、大きさ、形状確認ね。
 重さは持ってみてわかるですよね。
 また、つかんでみて、強度がわかるですよね。場所と形状に合わせて、腕を伸ばし、手を出すわけですよね。
 このとき、筋紡錘で、関係する筋肉の伸び具合を感じて、関節の動きを推定するわけですよね。
 これだけで、緊張度が上がるのが普通ね。
 これが、健常と違うところですよ。
 つかむと皮膚感覚の様子で力のだし具合を調節ですが、腱ゴルジ装置で感知ね。
 これらは、皮膚感覚とともに感覚麻痺では使えないですよね。
 それで、緊張度が猛烈アップするのですよ。
 痙性亢進から、簡単に痙縮にね。
 筋収縮させる運動神経系興奮ニューロンが興奮亢進状態になりやすいからです。
 興奮の解除には運動神経系抑制ニューロンをタイミングよく活性化させる必要があるのですが、感覚麻痺で抑制ニューロンが活性化されないことによると考えられるのです。
 興奮ニューロンは抑制ニューロンから、抑制性神経伝達物質をタイミングよく、もらうことで興奮状態から平常状態に戻れるのです。
 すべて、抑制ニューロン任せね。
 ですから、感覚麻痺は怖いですよ。
 CI療法なんてするものではないですよ。
 必然的にボトックス療法直行だものね

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