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高齢者の自動車事故が増えた原因について、なにかで「オートマチック」になったきたからではというのがあったのです。 [雑感(その2)]

 高齢者の自動車事故が増えた原因について、なにかで「オートマチック」になったきたからではというのがあったのです。
 クラッチ踏んでの変速ですと衰えを非常に実感しやすかったのがオートマで実感できなくなったというのです。
 その結果、運転技術の衰えに気がつかなくなってしまったのが要因の一つともね。
 もっとも、私らみたいな片麻痺ですと、オートマはありがいたいですが、私は発症後運転していませんし、免許は失効させました。
 危険認知能力の低下は歩いていても感じるときがあります。
 地球が体にぶつかってくるというのは起こらないようにしていますけどね。
 やはり、徐々に衰えているようですが、緩慢なので注意していないと気づかないことになるのですよ。
 逆に脳卒中後の回復等でも緩慢というか非常に遅いですね。
 体全体ではなく、特定部位にでも注意して観察していると「回復してきている」ということが判ったりしますが、その変化の小さいことったらありゃしない。
 「焦り」を感じてリハビリをされておられる方には感じることができないような程度かな。
 高齢者対象のパワーリハビリはどうも「運動神経系興奮ニューロンの筋繊維動員力の回復」が基本のようです。
 ということは、何もしないや普段と同じでは神経系でも老化が起こっているのだから、運動神経系や感覚神経系なども老化が起こっていて普通ですよね。
 このなかには連合野の思考系統も含まれますよね。
 注意力も低下してきますよね。
 そのあたりをどう自覚できるかということですが無理な方も多いようです。
 オートマになって高齢運転者が増えたことによると思います。
 クラッチなら踏み間違いなんてしていたらエンストでしたかな。
 ですから、オートマでの対策の義務化も必要ですよね。

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微妙な筋力調整。筋トレ時みたいな筋力発揮ではなく、お茶碗を保持する程度やコンタクトレンズを指に乗せて目に近づけるときなどにおこなう筋力調整とかですよ。 [脳について(その2)]

 微妙な筋力調整。
 筋トレ時みたいな筋力発揮ではなく、お茶碗を保持する程度やコンタクトレンズを指に乗せて目に近づけるときなどにおこなう筋力調整とかですよ。
 柔らかめのペットボトルの蓋開け時なんかにペットボトルを保持している方の手の筋力調整ね。
 私は未だに噴水の危険性が高いです。
 筋力が適正に調節できずに入りすぎるのですよ。
 グルメ番組でのは箸上げ(格好良く撮影のため)でもよく震えていますよね。
 微妙な筋力調節時のときは伸筋と屈筋を交互に素早く収縮と弛緩を繰り返しているのですが・・。
 脳卒中でこの繰り返しができなくなったり、タイミングがずれてしまったりや筋力の強さ自体の調節ができなくなっていたりするのです。
 どうしてかというと、筋肉に関係する感覚器官からの感覚情報が脳に届かないや届いても活用できないからですよ。
 これは下肢でも起こっています。
 その結果、筋肉が異様に興奮した状態、筋緊張亢進状態になってしまいやすいのでは考えています。
 実際、麻痺手で湯飲みを持って歩いているときにすごく緊張していることが感じられるのですよ。
 入院中のOTのリハビリ時にも作業時に同様のことが感じられたのでした。
 で、「緊張が高まりすぎているようなので休止します」と休息したこともありますよ。
 頑張ればよいというものではないのです。
 エアロバイクは適当にしていました。
 踏ん張っても緊張が亢進しない範囲に押さえていたということかな。
 関節動作時には筋肉が弛緩して引き延ばされるということが曲げ伸ばしどちらの時にも必要ですからね。
 弛緩できなくなっていくから関節動作が難しくなるのですよ。
 弛緩できないから、肝心の収縮ができなくなるのですよ。
 筋肉は弛緩して引き延ばされた後に収縮できるのですよ。
 運動神経系興奮ニューロンが興奮したままですと、筋肉は収縮したままになるのでボトックスで弛緩させるのですよ。
 ボトックスなしで弛緩できる方がよいですよね。
 で、微妙な筋力調節を必要とするリハビリ動作が結構筋緊張亢進状態にしてしまうようですね。
 放っておくと痙縮にかな。
 で、上肢全廃とかにもかな。

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「短絡」が目立ちますね。どこの国にも「単細胞短絡思考」の輩はいるようですが・・。 [雑感(その2)]

 「短絡」が目立ちますね。どこの国にも「単細胞短絡思考」の輩はいるようですが・・。
 ちょっとネタのヒントをもらっただけで「視野が狭い」というブログがあったようですが。
 「視野が狭い」ので四肢の動作は関節が楽に動作できるのが必須と思い込んでリハビリに励んでいるわけですよ。
 ですから、ナンバ歩きもできると思うのですが試していないだけですが・・。
 ナンバ歩きを投稿された方のその後はどうなのでしょうね。
 動画は時々投稿というか紹介されているようですが。
 どうして関節の動きを悪くしてまでのリハビリをするのか短絡的な私には理解ができないです。
 最近、あるネットショップとごたごたがあったのですが、消費生活センターのお世話になって解決しました。
 ネット投稿というのも考えたのですが、解決しても投稿したものは回収不能なのがネットですよね。
 それを見て短絡的に・・ではショップがかわいそうです。
 あの「晴れの日」事件でも無関係な良心的に営業しているところが苦情電話とかで迷惑したそうですね。
 「すでに営業していない」と報道されたのにね。
 リンクとかしない理由はこんなところにもあるのですよ。
 どうして短絡的なのが増えたのでしょうね。
 学校教育等で「論証」とか減少というのか、しなくても卒業できるとかも関係あるかもね。
 「論証」のための根拠を考える訓練をしてこなかったツケかもね。
 でもね、高齢者も短絡的なのがいるわけですから、若者のみということではないし、国会議員にもいますね、「戦争で取り返す」とかいったのが。
 これ、東京大学卒業というから日本の国民性もあるのかな。
 なんとはなしに付和雷同してしまうというのね。
 「皆と同じ」で安心する性格も大きいかも。

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ふと思ったこと。経済の主流が欧米とかでよかったと思います。 [雑感(その2)]

 ふと思ったこと。
 経済の主流が欧米とかでよかったと思います。
 ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も7日に一日安息日や礼拝日になっていますよね。
 それに引き替え、日本は「月月火水木金金」のお国柄で正月とお盆以外は休みなしでしたね。
 もともとブラック企業やブラック部活の素地があったわけですよ。
 でもね、昔は労働強度が低かったのでしょうね。
 寝たら回復できる程度だったのかもね。
 本当、安息日についてはユダヤ教様々ですね。
 日本の神々からみたら、サボりの神様ですよね。
 ところが、安息日があるから、科学(人文科学、社会科学、自然科学やその派生的な科学)が生まれて発達してきたのではと思うのです。
 また、日本も発達した分野はあるのですけどね・・。
 高度に発達して労働密度が高くなった今日では「安息日」、休日が必須になってきたのに経営者などが昔の野良仕事や丁稚奉公感覚の休み(藪入りのみ)で従業員を扱き使うから、過労死が出てくるのですよね。
 そして、休息の有効性について判っていないからブラック部活等もね。
 で、思考が凝り固まってしまってブラック校則とかね。
 子供を勉強好きにしたらよいのに「勉強は強制して」と強制されてしてきた教師どもが多いからだよね。
 「子供を勉強好きにする」方法はあるのですが、面倒ですよ。
 「子は親の背を見て育つ」が一番有効かもね。
 なので、面倒くさいのですよ。
 ブラック企業等や契約に縛られたブラック店舗(コンビニを含む)で働いていると見せる時間がない、見せるゆとりがないとかですよね。
 国の発展のためには罰則規定をしっかりと入れて働き方改革に邁進するしかないのにブラック企業に負けてしまった働き方改革法かな。
 ヨーロッパみたいなゆとりのある生活なんて日本では無理なのかな。

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年金について思うこと。健康な方に多いのが年金否定論かな。 [雑感(その2)]

 年金について思うこと。
 健康な方に多いのが年金否定論かな。
 このブログ村脳卒中カテゴリーでは障害年金の受給についてとかがよく投稿されていますね。
 公的年金について考えるときに健康な状態での給付水準とかのみにこだわっていると、この障害年金のありがたさが消えていくことになると思うのです。
 確定拠出型個人年金でも終身給付を選択した場合を除いて超長生きしてしまったときの問題には対応していないですよね。
 障害年金の方ですが、発症時に滞納がない状態で保険料を納めていたというのが必要だったと思います。
 私、回復しすぎて・・。
 または、制度に沿った減免や免除であることですよね。
 未加入や滞納ですと受給できないというのです。
 脳卒中になった時であって給付申請時ではないですよ。
 国民年金では最大満期まで保険料を納付したと同額だったかな。
 これを死ぬまで受給できるはずです。
 回復したら、打ち切りとかもあるとのことのようですが・・。
 保険料納付を20歳で制度的に切れ目なく開始したときからですよね。
 20歳未満では納付とか関係なしだったと思います。
 厚生年金もあれば、さらに多い金額受給ですよね。
 遺族がいたら遺族年金もね。普通の個人年金や貯蓄にはない仕組みがついているのをご存じないようですね。
 場合によると死活問題ですよね、収入があるのとないのでは・・。
 私は結構高齢での発症でしたから、普通に年金です。
 何年か早かったら、回復しすぎを嘆いていたかもね。
 あるSNSでネズミ講との比較であったのですが、障害年金や超長生きの場合が考慮に入っていなかったです。
 それと、国民年金などの公的年金の保険料は全額所得控除の対象となります。
 これで高所得者ほど控除されて徴収されない税金の保険料に占める割合が大きくなっていきます。
 例えば、所得税率10%の方は住民税も10%なので合わせて20%分、もし保険料が20000円なら4000円分の税金が徴収されなくなるので、実質は16000円負担かな。
 保険料を納付しなかったらこの4000円分の税金は取られますよ。
 のこるは16000円にね。
 ただし、定年まで給与所得のところに勤めることができて年金額が夫婦でそこそこある場合は生活を年金居にわせることができての100歳までで2000万円ぐらいとかいう金融庁の資産になるのかな。
 まだ、詳しく調べていないので解らない。
 厚生年金とかは給与収入ではない「人生の楽園」みたいに他の収入ですと減額されたりしないらしいです。
 なにか事業や投資して稼ぎましょうね。

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この頃、パーソナリティー障害が多いのではと思うのです。これ、発達障害とは異なりますよ。 [雑感(その2)]

 この頃、パーソナリティー障害が多いのではと思うのです。
 これ、発達障害とは異なりますよ。
 昔は人格障害といっていたというのです。
 斉藤学氏の著作を読んでいて「パーソナリティー障害」は結構多いと思うようになっていったのです。
 で、典型例がこの頃、ニュースに登場しているという感じかもね。
 いろいろなことでも「典型例」というのはそう多くはないと思うのです。
 パーソナリティー障害になってしまうのは生育期に親の愛情がという説もあります。
 今のブラック経済では親は子に愛情を注ぐ精神的ゆとりがなくなってきているのでますます増えそうです。
 そして、子育ての一番の見本は「親」というのです。
 アダルトチルドレンというのはアル中の親に育てられ成人した人という意味だそうです。
 で、アル中になっている場合が多いというのです。
 斉藤学氏のいわれる「機能不全家族」で育つとパーソナリティー障害になりやすいとね。
 アル中の他、買い物中毒やギャンブル中毒やその他の何かにのめり込んでしまうということで、自身の人格を保とうとするというのです。
 アル中はアルコールでということですかな。
 権威主義や怒りや恨みなどに心が占領されてしまっていることもあるようです。
 誰かに存在していることのみでしっかりと愛された経験、普通は乳幼児期等に親にですが、があるとこの手の障害にはなりにくいというのです。
 さらにその後も丸ごと頼れる人が身近にいたのかということもかな。
 ブラック企業のブラック社長はどちらもいなくて、威張り散らすことなどで、従業員を搾取することで漸く人格を維持しているのかもしれないですね。
 親には「毒親」もいますのでね。
 子を自分の見栄を満たす道具として育てている場合も当てはまると思うのです。
 人格形成のやり直しというのがよいということですが・・。

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故障時等を除いてPCを含む科学技術を使って作られた物はさべて制作者の意図通りに動くように、意図通りに働くようにできていますよね。 [雑感(その2)]

 故障時等を除いてPCを含む科学技術を使って作られた物はさべて制作者の意図通りに動くように、意図通りに働くようにできていますよね。
 間違った操作をすると・・ですが。
 自動車ですと、最悪でもブレーキを本当に踏んでいたら加速はないはずですよね。
 アクセルが戻らないとかはアクセルを踏んだ後など何らかの力が加えられたことで起こるのですよね。
 踏み間違いは私もしたことがありましたが、直ぐにブレーキを踏むことができて何事もなしにおさまりました。
 これ以降、一段と注意するようになりましたが、脳内出血後は一度も運転していません。
 我々のお勉強でも何をお勉強するのかは何らかの方法で決めていますよね。
 その結果がどう出るかを予測しながらの時もありますが、強制や惰性の時もや的外れの時もね。
 機械とかは製作意図通りに動作するようにですね。
 PCもね。
 CPUでどのように使うかとか、演算結果をどう表示するのや保存するのかともね。
 いろいろあって拡張されてきたわけですよ。
 フロッピーディスクを未だに使っていますが、機密情報保存には便利だと思うのです。
 簡単に外すことができるのでね。
 今時、使っている者なんてほとんどいないから安全かもね。
 ようは、利用者が如何に割り切って活用するかですよ。
 過去のしがらみというか思い込みをうまく断ち切ることが必要かな。
 お勉強が偏ってしまうと判断基準も偏ってしまうのですよね。
 ブラック部活等で凝り固まると他者の傷みなんて判らなくなりますよ。
 また、関節動作では、「筋肉が弛緩されて引き伸ばされる」が第一とみてリハビリをするのか、「筋肉が収縮するときに動作する」と「収縮」を第一に考えるかでリハビリの取り組みに大きな違いが出てきますよね。
 「弛緩」組は筋肉柔軟とかを最優先にして痙性が少しでも高まるとマッサージやストレッチ等で痙性をなくそうとする場合が多いと多いと思うのですが・・。

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ボツリヌス菌毒素の致死量。 [医療関連(その2)]

 ボツリヌス菌毒素の致死量。
 有名な青酸カリの致死量(一人死なせるのに必要な量)は200mgといわれています。
 フグ毒は1mgで十分死なせることができます。
 ところで、ボツリヌス菌毒素では1μgで死なせることができるのです。
 青酸カリと同量ですと計算上20万人以上です。
 このボツリヌス菌毒素と同等の毒素が破傷風菌毒素です。
 某教団がこれらの菌を培養しようとしたらしいですが・・。
 これだけの猛毒を使うわけですから、医師の指示を守ってほしいと思うのです。
 「毒も使いよう」という典型ですよ。
 また、毒素が効果を出している間は運動神経系興奮ニューロンの興奮通りには筋収縮が起こらないことになるというのを理解して注射して貰うことですよ。
 この点が気になるところなのです。
 作用機構を調べる気になったのは過去に日経サイエンス別冊で破傷風の治療にボツリヌス菌毒素を使った例が紹介されていたのを覚えていたからです。
 破傷風の症状は痙縮等の棒足や屈曲腕が重症になっていくと出てくるのですよ。
 最終的には死です。
 破傷風毒素の致死量は史上最強のボツリヌス菌毒素と同程度です。
 破傷風毒素が作用するのは運動神経系抑制ニューロンで働かなくしてしまうのです。
 運動神経系抑制ニューロンが正常に働いていたら痙縮なんて起こらないですよ。
 ですから、感覚麻痺では抑制ニューロンを活性化できなくなっていると考えられるのですけどね。
 運動神経系抑制ニューロンを活性化するには感覚情報が必須であると考えています。
 感覚が回復するまでは無茶をしないことね。

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ボトックスの作用機構について。ブログ村脳卒中カテゴリーで強張っているからボトックスをそこら中にというような投稿の見かけたので今一度。 [医療関連(その2)]

 ボトックスの作用機構について。
 ブログ村脳卒中カテゴリーで強張っているからボトックスをそこら中にというような投稿の見かけたので今一度。
 この方の主治医は「歩けなくなるよ」みたいなことをいわれたようなのですが、なにか不満そうなのです。
 ボトックス療法に使うボツリヌス菌毒素は運動神経系興奮ニューロンの神経終末に入り込んでシナプス小胞の形成を阻害します。
 このシナプス小胞に含まれるアセチルコリンがシナプス間隙に放出されて接している筋繊維の受容体に受容されることで筋収縮が始まるのです。
 アセチルコリンは放出され続けると筋肉は収縮したままになります。
 放出されるにはシナプス小胞に取り込まれる必要があるのですが、ボツリヌス菌毒素はこの小胞を形成できなくするのです。
 で、最終的には筋力ゼロもあり得るのです。
 で、毒素の量を調節することで「緩む」と感じる程度を実現しているだけです。
 ですから、注射箇所を増やしたり、量を増やしたりすると筋力ゼロに近づいていくことになるので「歩けない」も現実的には起こるのです。
 穏やかな方法ではないボトックス療法です。
 健常者でするのを「ボトックス痩身術」として行っている美容整形もありますが、そこのサイトにも「歩けない」みたいな危険性があるとありました。
 ボツリヌス菌毒素は数ヶ月効果があるようなのでその間「歩けない」も起こりうるということで主治医が止めているわけです。
 毒素ですから量が増えるについてよくないことが起こりやすくなるわけですよ。
 なので、ボトックス用の注射薬については厳重に管理されています。
 医師も製薬会社の研修を受けて認定された方だけのようです。
 とかなので、私はボトックス適応にならないようにリハビリをしているのですよ。
 相変わらずリンクなしです。

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なにか、リハビリで「焦り」がにじみ出ておられるような投稿を時々読ませていただいています。判断基準は私の「楽な外力による関節可動域確保動作が継続してできる」ですが・・。 [リハビリ(その3)]

 なにか、リハビリで「焦り」がにじみ出ておられるような投稿を時々読ませていただいています。
 判断基準は私の「楽な外力による関節可動域確保動作が継続してできる」ですが・・。
 判断基準というがアルゴリズムでは非常に大切かと思うのです。
 リハビリでもね。
 痙性を高めるような動作をよくしますね。
 痙縮になっていくのが見えているのにという思いです。
 関節動作では筋肉がタイミングよく弛緩する必要があるということにお気づきになっていないということですよ。
 筋肉は収縮ができても筋肉自身では伸びないということなのね。
 他の筋肉によって引き伸ばされる必要があるということなのです。
 ところで、筋力が中途半端状態での生活動作が結構ありますよね。
 この時に大きな筋力発揮時より高緊張、痙性が高まっていくのにね。
 かといって、大きな筋力も出し過ぎると・・。
 脳の回復がまだなのに動かせるからと頑張るからですよ。
 小学校1年生程度に大学の高等数学をさせているみたいなことを平気でされていると感じています。
 脳の回復前には基礎的な「楽な外力による関節可動域確保動作が継続してできるように」しておいて回復に必要な時間と刺激を獲得する方がよいと思うのです。
 少なすぎも駄目、多すぎもダメ、ボチボチね。
 ボトックスの報告をされておられる方がおられますね。その回数の多いこと、痙縮状態にしてしまうと痙縮からの回復に非常に時間がとられてしまうということですよね。
 廃用症候群にもならないようにね。
 焦らない、サボらないね。

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