ボトックスの作用機構について。ブログ村脳卒中カテゴリーで強張っているからボトックスをそこら中にというような投稿の見かけたので今一度。 [医療関連(その2)]
ボトックスの作用機構について。
ブログ村脳卒中カテゴリーで強張っているからボトックスをそこら中にというような投稿の見かけたので今一度。
この方の主治医は「歩けなくなるよ」みたいなことをいわれたようなのですが、なにか不満そうなのです。
ボトックス療法に使うボツリヌス菌毒素は運動神経系興奮ニューロンの神経終末に入り込んでシナプス小胞の形成を阻害します。
このシナプス小胞に含まれるアセチルコリンがシナプス間隙に放出されて接している筋繊維の受容体に受容されることで筋収縮が始まるのです。
アセチルコリンは放出され続けると筋肉は収縮したままになります。
放出されるにはシナプス小胞に取り込まれる必要があるのですが、ボツリヌス菌毒素はこの小胞を形成できなくするのです。
で、最終的には筋力ゼロもあり得るのです。
で、毒素の量を調節することで「緩む」と感じる程度を実現しているだけです。
ですから、注射箇所を増やしたり、量を増やしたりすると筋力ゼロに近づいていくことになるので「歩けない」も現実的には起こるのです。
穏やかな方法ではないボトックス療法です。
健常者でするのを「ボトックス痩身術」として行っている美容整形もありますが、そこのサイトにも「歩けない」みたいな危険性があるとありました。
ボツリヌス菌毒素は数ヶ月効果があるようなのでその間「歩けない」も起こりうるということで主治医が止めているわけです。
毒素ですから量が増えるについてよくないことが起こりやすくなるわけですよ。
なので、ボトックス用の注射薬については厳重に管理されています。
医師も製薬会社の研修を受けて認定された方だけのようです。
とかなので、私はボトックス適応にならないようにリハビリをしているのですよ。
相変わらずリンクなしです。
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ブログ村脳卒中カテゴリーで強張っているからボトックスをそこら中にというような投稿の見かけたので今一度。
この方の主治医は「歩けなくなるよ」みたいなことをいわれたようなのですが、なにか不満そうなのです。
ボトックス療法に使うボツリヌス菌毒素は運動神経系興奮ニューロンの神経終末に入り込んでシナプス小胞の形成を阻害します。
このシナプス小胞に含まれるアセチルコリンがシナプス間隙に放出されて接している筋繊維の受容体に受容されることで筋収縮が始まるのです。
アセチルコリンは放出され続けると筋肉は収縮したままになります。
放出されるにはシナプス小胞に取り込まれる必要があるのですが、ボツリヌス菌毒素はこの小胞を形成できなくするのです。
で、最終的には筋力ゼロもあり得るのです。
で、毒素の量を調節することで「緩む」と感じる程度を実現しているだけです。
ですから、注射箇所を増やしたり、量を増やしたりすると筋力ゼロに近づいていくことになるので「歩けない」も現実的には起こるのです。
穏やかな方法ではないボトックス療法です。
健常者でするのを「ボトックス痩身術」として行っている美容整形もありますが、そこのサイトにも「歩けない」みたいな危険性があるとありました。
ボツリヌス菌毒素は数ヶ月効果があるようなのでその間「歩けない」も起こりうるということで主治医が止めているわけです。
毒素ですから量が増えるについてよくないことが起こりやすくなるわけですよ。
なので、ボトックス用の注射薬については厳重に管理されています。
医師も製薬会社の研修を受けて認定された方だけのようです。
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2019-06-02 04:52
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コメント(1)
直接コメントすれば?
by ここに書くんでなくて (2019-06-02 19:12)