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人間における脳の大切さ。おわかりでない方がおられるようなのでね。 [脳について(その2)]

 人間における脳の大切さ。
 おわかりでない方がおられるようなのでね。
 脳細胞も幹細胞があったりして微少な脳梗塞等では麻痺とかが表面化しないですね。
 でも、ある程度以上梗塞や出血部位が大きくなったりすると、麻痺等の障害が出てきますね。
 で、四肢の麻痺や言語障害や嚥下障害とかはわかりやすいですが、内部感覚の麻痺とか調節機構の麻痺とかなどになるほどわかりにくくなるかな。
 で、猛烈な全身での不調が出てきても「?」てな感じかもね。
 そして、感覚麻痺でなんとか手足を動かせるようになってきたときに起こるのが「内部感覚無視」的なリハビリかな。
 何気なくおこなっている動作はすべて筋肉感覚等の内部感覚や皮膚感覚を脳で総合的に活用してできているのですけどね。
 そう、感覚情報が必須なのですよね。
 筋肉をどの程度収縮させたら、どの程度縮むのかとか、筋力がどの程度になったのかというのは筋肉からの感覚情報として受け取って感知しているのですよ。
 お茶碗を持つというのは伸筋と屈筋とを交互に収縮と弛緩を繰り返しているのですよ。
 このとき、感覚情報がないといつ弛緩してよいのかわからないから力むのですよ。
 あるいはタイミングがずれて茶碗を派手にふらつかせたり、落としたりね。
 収縮は運動神経系興奮ニューロンの興奮だけで始められますが、弛緩には感覚情報が必要なのですよね。
 感覚麻痺では感覚情報が活用できないから、力みすぎのままになってしまいやすいことにね。
 でも、これを筋力がついたとか勘違いして、トレーニングすればというのは視野が狭すぎるからですよ。
 もっと、脳を含めた動作の仕組みついて視野を広げてお勉強しましょうよ。

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