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脳卒中の後遺症の回復に必要なのは脳の回復です。 [雑感(その2)]

 脳卒中の後遺症の回復に必要なのは脳の回復です。
 リハビリは脳の回復促進と脳が回復するまでの時間稼ぎと残存機能を使ってのADL向上が基本だと考えています。
 なぜなら、脳は体の使い方、使われ方に応じて回復してしまうのですよ。
 痙縮では痙縮なりにかな。
 さらに脳の回復には軽症を除いて何年も何年も必要なのですよね。
 例えば、その間にトレッドミルで棒足状態にしてしまうとこの状況に応じての脳の回復ですよね。
 ところが、体は脳に支配されていますよね。
 その脳が正常ではない状態になるのが脳卒中かな。この損傷のある状態の脳で不適切なリハビリを行うと、その部位に何らかの障害が出てしまいます。
 リハビリをおこなわないと廃用症候群として問題が生じますね。
 手足等については結構不適切なリハビリをおこなって痙縮にしてしまったというのを聞きます。
 痙縮の予防できるリハビリが脳にとってもよいようです。
 健常者並みの関節可動域を使えるように脳の回復も行われるからですよ。
 このような考えですから、「悪化させない」というのも大切なリハビリ目標ですよ。
 そして、回復に応じて徐々にできることを増やすというものね。
 リハビリ病院退院時より悪化したというのは日本の医療制度の問題もありますが、不適切リハビリを行ってしまったという可能性もあるのです。
 で、あるブログを見つけたときに「退院時より歩けなくなった・・」とあったので、どのような問題があったのか、これを防ぐにはどうするのがよいという可能性とかを投稿されて後に続く方の助けにされるのかと思って期待していたら、この期待のことが全くなかったと感じています。
 単に「頑張る」だけみたいに感じているのです。
 忍者走行も健常であるという前提であって、脳に損傷のある後遺症を持つものは関節動作が滑らかにできないのです。
 まずは、健常者風歩行ができて、健常者風走行ができてのちの忍者風と思うのですけどね。
 そう、健常者風歩行ができているというのが脳を健常者風に回復させる一つと思っています。
 そのうちに忍者風ができるようにしたろ。
 健常者風というのが一番関節を自在に使っているのではとね。

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