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ボトックスではっきりと「筋力がなくなる」という意味のことを主治医にいわれたと投稿されていたのは「脳卒中患者の闘病日記」さんだけでした。 [医療関連(その2)]

 ボトックスではっきりと「筋力がなくなる」という意味のことを主治医にいわれたと投稿されていたのは「脳卒中患者の闘病日記」さんだけでした。
 他は「緊張が緩む」とかだったのかもね。
 だから、筋力がなくなったとボトックス後に筋トレに励むのがいましたが、今は脳卒中カテゴリーから出て行かれています。
 思うに筋トレを止めない主治医は何を考えているのかな。
 セラピストではなく医師の問題ですよ。
 通常、筋収縮は大脳で運動神経系興奮ニューロンを興奮させ、順次下位興奮ニューロンに伝えられ、最終ニューロンと筋繊維の接合部、神経筋接合部で筋繊維に伝達されて筋収縮です。
 ボトックスはこの普通の時の最終部位の神経筋接合部のみで働くのです。
 ですから、効果が出ると筋力低下です。
 これが作用機構です。
 ということは、痙縮は筋力発揮されて起こっているということになります。
 この筋力発揮は持続的で緩めることができないので動作の支障になるわけですよ。
 そして、健常者の正常状態筋肉でのボトックスは「ボトックス痩身術」で筋肉が痩せますが、痙縮状態では繰り返ししても筋肉が痩せないほどの凄い興奮ニューロンの興奮なのですよ。
 筋緊張状態も静止状態での凄い興奮ニューロンの興奮ですかな。
 下肢で膝を伸ばす筋肉と曲げる筋肉では伸ばす方、伸筋が圧倒的に強力です。
 屈筋がいくら頑張ってもかないませんよ。
 で、ますます、両方興奮にね。
 上肢の肘では屈筋が強力ね。
 足は伸ばすときに仕事に使える筋力を発揮します。
 伸ばしたままでは何も仕事ができないですよね。
 曲げてから伸ばすのです。
 曲げるときに伸筋が弛緩しなければならないのです。
 ボトックスでか弱い屈筋で弛緩させることができるようにしているだけですよ。
 ボトックスの薬効が切れると元の木阿弥です。
 ボトックスは脳の運動神経系興奮ニューロンには全く作用していないからですよ。
 ですから、ボトックス適用にならないように運動神経系興奮ニューロンの興奮が自然に解除できる程度までの動作である必要があります。
 筋力というのには役に立つ筋力や痙縮状態にしてしまうような筋力とかがあるのですが、「役に立つ筋力」的に考えると痙縮等は筋力ゼロかマイナスです。
 視野を広げて自分の体について考えてみましょうね。
 ひょっとして視野の欠ける緑内障が大脳前頭葉の思考部分でも起こっておられるのかな。

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