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上肢が下肢より難しい訳。 [脳について(その2)]

 上肢が下肢より難しい訳。
 神経の質と重の問題かもね。
 昨日投稿分を作ってから、ふと思ったことね。
 「私たちの脳の中の小人――ペンフィールドのホムンクルスの話」で出てくる小人の上肢や唇等の巨大なことね。
 下肢の小さいことね。
 神経の量に合わせた小人というのです。
 そのうえ、下肢には体重が圧し掛かってきます。
 ところが、上肢では5kgでも「重たい」ですよね。
 で、中途半端な筋力で体制維持というのが必要な上肢ね。
 下肢は流れるような運動ですよね。
 この違いは大きいと考えられます。
 微妙な力は伸筋や屈筋等その関節に関わる筋肉がすべて収縮と弛緩の繰り返しがおこなわれているのですよね。
 この時の弛緩させる具合や収縮させる具合が常時微妙ということで緊張が高まるのではとね。
 緊張が高くなりやすいというのは未だに感じています。
 これが人間の能力向上に役立ってきたのかもね。
 緊張というのは運動神経系興奮ニューロンの興奮が解除されないことによるのですよ。
 この興奮の解除には運動神経系抑制ニューロンの活性化が必要なのですが、感覚麻痺では必要な感覚情報が脳で活用できないからかな。
 でもね、重量バーベルなんて脳が制御して持てないですよね。
 脳は感覚情報がないということで緊張させてしまうようです。

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