SSブログ

脳は筋肉からの収縮感覚を受け取って、どの筋肉をどの程度収縮させているかを判断して次の収縮命令に使っているのです。感覚が働いての筋収縮です。 [脳について(その2)]

 脳は筋肉からの収縮感覚を受け取って、どの筋肉をどの程度収縮させているかを判断して次の収縮命令に使っているのです。
 感覚が働いての筋収縮です。
 我々、感覚麻痺の者にとっては「感覚がない」ということで、筋収縮に困難を生じることになります。
 たとへば、膝を伸ばす筋肉と曲げる筋肉を同時に収縮させてみたりとかね。
 歩行で膝が曲がらないという方の多くがこれですよ。
 「肩の力を抜いて」とかは不必要な筋収縮があるからですよね。
 脳卒中になるとこれが必然的におこると考えたほうが良いですよ。
 それでなくても、無意識で筋収縮させている身ですよね。
 また、運動神経系興奮ニューロンは興奮したままになりやすいのです。
 だから、ボトックス療法が必要になったりするのですよ。
 どのように興奮を解除しているかというと運動神経系抑制ニューロンを活性化させてですよ。
 神経系は興奮ニューロンと抑制ニューロンとがセットで働いているのです。
 ところが、脳卒中感覚麻痺では抑制ニューロンが活性化されないのですよ。
 だから、興奮ニューロンが亢奮したままにね。
 で、ボトックスですよ。
 興奮ニューロンが興奮したままにならないようにリハビリを行う必要があるのですよ。
 感覚麻痺の怖さね。

ランキングに参加していますのでクリックよろしくお願いします。
にほんブログ村 病気ブログ 脳卒中・脳梗塞へ
にほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへ
にほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村

nice!(0)  コメント(0)