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曲げた腕や足をゆっくり伸ばす、あるいは伸ばしている手足をゆっくり曲げるより難しいこと。それは、中途半端な力で中途半端な一定姿勢を維持する必要のある動作だと考えられるのです。 [脳について]

 曲げた腕や足をゆっくり伸ばす、あるいは伸ばしている手足をゆっくり曲げるより難しいこと。
 それは、中途半端な力で中途半端な一定姿勢を維持する必要のある動作だと考えられるのです。
 途中で止めることなく動作、曲げるとか伸ばすは私もそう緊張しないですが、茶碗を持つぐらいとかコンタクトレンズケースを一定状態に保持するときの緊張度は凄いですです。
 こんなの、頻繁にや長時間していたら痙縮のできあがりと感じています。
 その理由は筋力調節の仕組みにあるのですよ。
 紙に鉛筆で直線を定規等なしでゆっくりと書くとギザギザになるでしょ。
 これは屈筋を少し収縮させたら、直ぐに緩めて伸筋を収縮させる、で、伸筋を直ぐに緩めて屈筋を収縮させる、というのは短時間に高頻度で繰り返すのですよ。
 グルメ番組での箸上げでお箸が震えている理由です。
 カメラ、業務用カメラは重量があるので慣性の法則で震えないです。
 お箸の方が軽量なので震えているのです。
 これを無理矢理震えないようにとすると高緊張かどこかに吹っ飛んでいってしまいますし、震えに任せると我々では「暴れる」という表現が適切な震えにね。
 そして、目的の筋肉だけではなく、他の筋肉も緊張ですよ。
はい、肩の力を抜いてね。
 膝曲げはこのタイプの筋力調節も必要かもね。
 ただ、動きがあるので茶碗を持つとかよりは緊張度は低いと思うのですが。
 実際、こう感じています。
 ですから、生活動作のリハビリは避けているのですよ。
 時々、試してみるということにしています。
 ただ、曲げ伸ばしは筋紡錘の情報を脳に送ることで脳の回復を促進しますし、力を込めるというのは腱ゴルジ装置からの情報を脳に送って脳の回復の促進ね。
 でも、ボチボチだよ。
 ゆっくりと伸ばし、伸びきったらゆっくりと曲げきりまでで力をこめずというのがよいかもね。

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