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脳卒中後、感覚麻痺で役に立つ筋力が出せなくなる理由。「感覚がない」ということが理由かと思うのです。 [脳について(その2)]

 脳卒中後、感覚麻痺で役に立つ筋力が出せなくなる理由。
 「感覚がない」ということが理由かと思うのです。
 運動神経系を障害を受けた場合は感覚の有無は関係ないですが、我々みたいな感覚麻痺の典型ではね。
 昨日、投稿のように感覚は回復するとこれに応じて筋力発揮ができるようになると思っていますし、実際にそう感じる場合が多いですが。
 ところがですね、感覚なしなので馬鹿力みたいなのが出ている場合もありますね。
 ハードコンタクトレンズケースを麻痺指でつまんでいると力んでいるのが感じられるのですよ。
 やわいペットボトルの蓋開けなどでの噴水もですよ。
 力のいれ過ぎね。
 感覚がないということで力加減がわからないからですね。
 ということで、「感覚なし」は力を出せずか、出し過ぎのどちらかになるということかな。
 出し過ぎの方は痙縮の方にいく可能性がありますよね。
 で、感覚が戻るにつれて、適切な筋力に近づいている感じもあるわけです。
 なぜかというと、筋肉には筋紡錘と腱ゴルジ装置という感覚器があるのですよ。
 これらの情報を感覚麻痺では受け取れないか活用できなくなるからですよ。
 そして、よくご存じの皮膚感覚もなくなりますよね。
 ペッツボトルをどのくらいの力で掴んでいるかも、
 この時、筋肉がどのくらいの力でかも判らなくなっているのが脳卒中感覚麻痺ですよ。
 普通は考えることなく脳が自動制御してしまっていることができなくなる脳卒中です。
 皮膚感覚がなくなったことには気がついても内部感覚までは理解しにくいのかもね。
 だから、すこし、動かせるようになっただけで奮闘する方が出てきたりするのではとね。
 リハビリ拒否みたいなのは別問題ね。
 多くが「内部感覚無視」による弊害に苦しむことにんったのかもね。

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