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「リハビリ」という言葉から思うこと。 [リハビリ(その3)]

 「リハビリ」という言葉から思うこと。
 高齢者向けの「パワーリハビリ」というのがありますが、実態は「フレイル対策」のようです。
 加齢による衰えを如何に遅らせるかということです。
 なので、寝たきり予防も「リハビリ」と言われることにかな。
 そう、普通の健康な者が普通にできることを普通にできるように維持することですね。
 ところが、脳卒中後や怪我や手術後等のリハビリは一旦落ち込んでしまった能力の回復という面が大きいのですね。
 で、発症直前程度に戻すことですが、こちらはリハビリの方法というか強度等を間違うと回復しなくなってしまいます。
 靱帯断絶で手術後、仮回復の時に頑張りすぎてまた断絶なんてね。
 そうすると断絶癖が・・。
 だから、慎重にねということですね。
 ドジャースの大谷が今年打者に専念するのも回復待ちですよ。
 不十分なときに投球するとまた痛めるからです。
 脳卒中後は運動神経と感覚神経の関係が破壊されているのでこのことを承知で慎重にリハビリをおこなう必要があるのにね。
 動き出したら、過剰にリハビリをするから陽性徴候等になるのですよ。
 ですから、「他動による関節可動域確保動作」を主体にしながら様子を見ながら歩行リハビリや上肢の生活動作リハビリをですね。
 上肢は「他動による腕伸ばし、指伸ばし」ね。
 下肢は椅子への座り方の工夫で股関節膝関節足首関節を曲げようね。

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