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貧乏揺すりは微妙な筋力調節の結果で起こるのです。普通の生活動作は力一杯の動作ではなく、最大筋力から見たら何割かの筋力です。さらに、微妙になるほどこの割合は減少かな。 [脳について(その2)]

 貧乏揺すりは微妙な筋力調節の結果で起こるのです。
 普通の生活動作は力一杯の動作ではなく、最大筋力から見たら何割かの筋力です。
 さらに、微妙になるほどこの割合は減少かな。
 食事のためにお茶碗が持てないのは微妙な筋力で上肢を特定の位置に保持したりする必要があるからです。
 この時、筋肉は収縮と弛緩を繰り返しています。
 このタイミングがずれるというか調節できないから、大きく震えるのですよ。
 健常側でお箸で食べ物をカメラ撮影に最適な位置に固定的に保持させるとお箸が震えていますよ、大抵ね。
 この時の調節と同じようなことを麻痺側でおこなわせると弛緩と収縮のタイミングと時間的な長さが健常側と異なるので大きく震えてしまうのです。
 止める方法は筋力をゼロにするか、力一杯の筋力でガチガチにするかですよ。
 基本は下肢も同じです。
 ですから、震えについてはほかのやばい病気でないのでしたら、暴れさせておく方がよいと考えています。
 原因は脳の回復が中途半端な段階まで進んだためと思うのです。
 ここで固めたら、脳の回復が止まるかもね。
 脳みたいな中枢神経系では回復時には樹状突起の延伸によります。
 軸索は伸びないのです。
 軸索だったのに脳卒中で壊されたのです。
 軸索の代わりに樹状突起ね。
 これ、延伸速度も遅いようだし、伝導速度は軸索に比べて圧倒的に遅いです。
 タイミングのずれの原因の一つね。

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