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筋肉を適度に収縮と弛緩を繰り返すと脳によい。 [脳について(その2)]

 筋肉を適度に収縮と弛緩を繰り返すと脳によい。
 その昔、人類は歩いて、時に走ったりして食料を手に入れていたのですよね。
 採集と狩猟のみの頃ね。
 「走る」は逃げるためにもね。
 で、農耕がプラスされたわけですよね。
 また、いろいろな道具を作れるようになって「逃げるために走る」というのは減ったかもね。
 そう、運動不足なんてなりようがなかった時が延々と続いていたのですが・・・。
 そう、運動して脳が活性化するというのは人類の長い歴史で培われてきたのでした。
 この運動では筋肉は収縮と弛緩を繰り返してですよね。
 この筋肉の伸び縮みの感覚情報が脳を起こすのに役立っていると考えられるのです。
 また、神経系は連絡を取り合ったりしていますね。
 そのときの接合部、シナプスも高頻度で使われるシナプスの長期増強とかが起こったりしますが、使わないでいると伝達効率が低下するというのです。
 ですから、動物は動いて脳を活性化しておく方がよいということですよね。
 また、筋収縮の刺激によって骨芽細胞が活性化するというのも有名ですよね。
 また、タンパク質合成も活発になるとか。
 ただし、必要量のアミノ酸を摂取しているということが必要ですが。
 健常者でも過剰トレーニングというのがあるのですが、脳卒中後に麻痺側で過剰になりやすいので注意が必要と思うのです。
 歩くとかより上肢で生活動作トレーニング(生活動作リハビリ)が高緊張になってしまいやすいと体験しました。
 それで、上肢は楽な力による関節可動域確保動作ができ続けるようにリハビリをしています。
 で、脳の回復に応じてできることが少し増えた気がしている今日この頃です。
 関節が楽に動かせるというだけでは生活動作に役立たないことおびただしいですが、動かせるから回復の期待があるのです。
 適度に運動しようね。

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