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リハビリ時の問題点。健常者でもリハビリによく失敗していますよね。傷口を応急修理するということを人体はしているようですね。 [リハビリ(その3)]

 リハビリ時の問題点。
 健常者でもリハビリによく失敗していますよね。
 傷口を応急修理するということを人体はしているようですね。
 皮膚ですと、まずは薄くても傷口を覆って外界との区別ができるようにですよね。
 次に本格的に皮膚の再建かな。
 これが完了して元と同様に皮膚が働くわけですよね。
 薄いときに無理したら簡単に破れますよね。
 何年か前に右薬指の第二関節あたりのあかぎれでの修復時に薄皮ができたのですが、そのままでは指が曲がらなくなってしまうことに気づきました。
 で、したことは「エイヤ」とブッチンと薄皮を割ってしまいました。
 お陰で今は他の指と同じように曲げることができます。
 もし、本革ができてしまっていたら、無理だったっでしょうね。
 最低でも二段間、部位によってはもっと多数の段階を経て修復されるのですよね。
 この修復段階を間違えて早まってリハビリをすると、また、傷口が広がるとかですよね。
 この生物の形態としての修復と生物でのその部位の役割を果たすことができる程度までの修復のズレが問題になると考えられるのですけどね。
 脳卒中では麻痺側の手足の動作ですが、感覚神経系が働いていなくても運動神経系だけでも動作し競ることができますよね。
 脊髄反射もこの一つね。
 ただ、脊髄は脳中枢みたいな感覚情報処理ができないみたいです。
 感覚麻痺では脳が感覚情報の処理ができないですから、動作がぎこちないや力み過ぎとかになっていくのですよ。
 このとき、さらに頑張ると運動神経系興奮ニューロンが興奮亢進になっても運動神経系抑制ニューロンを活性化できないので運動神経系興奮ニューロンが興奮したままにとかですよね。
 人間の仕組みは脳がトータルで働いているという前提で行われます。
 しかし、脳卒中で脳の働きにアンバランスが生じてしまっているのです。
 皮膚の修復でいうと薄皮ができるもっと前の段階でも動かすというのだけはできるようになるのですよ。
 ですから、慎重に動作させる必要があるのです。
 適切適度な動作は脳の修復によい刺激になるはずです。
 全廃とかにしてしまって動かさないでいると、廃用症候群になったり、脳の修復が「動かせない」ということで終了してしまう可能性もあるのですよ。
 稀勢の里関は周りに焦らされたのではと思います。
 錦織氏は海外だったからじっくり時間をかけてリハビリができたのでしょうね。

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