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昨日投稿のように筋肉を鍛えるに重点を置くと「痙性」ですよ。 [リハビリ(その3)]

 昨日投稿のように筋肉を鍛えるに重点を置くと「痙性」ですよ。
 発症して間がなく、まだ、筋肉が柔軟な方はご留意してください。
 リハビリせずにしておくと廃用症候群ですよ。
 リハビリは必須なのです。関節はいくつかの筋肉がセットでそれぞれがタイミングよく収縮することで稼働します。
 同時ではないです。
 関節の筋肉は収縮した後、次に収縮した筋肉によって引き延ばされます。
 「痙性が上がる」とかはこの引き延ばされるときの抵抗として現れるのですよ。
 この引き延ばされるべき時に延ばされなくなるから足では棒足、尖足、腕は屈曲腕、握り込んだ指(拳骨かな)になってしまうのです。
 だから、必要なときに抵抗せず引き延ばされるようにリハビリをする必要があるのですよ。
 筋肉は引き延ばされたあとに役に立つ収縮ができるのですよ。
 痙縮は筋肉が収縮したままになることです。
 二の腕の力こぶを作ったまで次の収縮で仕事ができますか。
 一度、緩めて引き延ばしたら次の仕事に使えますよね。
 だから「楽な外力で関節可動域確保動作」ができるようにしておこうと言っているのです。
 もし痙性が上がってしまった方は「片麻痺の横歩き」さんが時々対策を投稿されていますのでそちらの方をご覧ください。
 こちらは「失敗しないリハビリ」の方に重点を置いています。
 失敗しないであって、「早く」や「成功」とかは各自でつかみ取ってね。
 脳が回復するまで失敗のできないのが脳卒中後のリハビリです。

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