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「根拠」ですね。「LORENZO'S OIL」(発症前の予防法かな。進行してしまった場合はすでに脳がやられているから・・。)という映画でALD(副腎白質ジストロフィー)という病気の息子を助けるために研究者に協力を依頼するのですが、そのときに依頼する根拠が必要といっていました。 [雑感(その2)]

 「根拠」ですね。
 「LORENZO'S OIL」(発症前の予防法かな。進行してしまった場合はすでに脳がやられているから・・。)という映画でALD(副腎白質ジストロフィー)という病気の息子を助けるために研究者に協力を依頼するのですが、そのときに依頼する根拠が必要といっていました。
 この根拠等でのちに名誉博士号を貰われています。
 この「根拠」を考えてみるというのはほとんどの場面で必要ではと思うのですが・・。
 根拠ばかり考えていたら・・なのでボチボチです。
 ただ、このブログでの投稿では調べて考えて他の方のブログ投稿を参考にしています。
 脳卒中で筋力ゼロは脳に損傷があってですよね。
 異論ありますか。
 あるのでしたら投稿を。
 この時、四肢の筋肉は筋力ゼロのほかにに何かありました。
 関節についてもね。
 フニャフニャで楽に動かせたですよね。
 これは筋収縮命令のみ来なくなったからです。
 ただ、収縮性タンパク質が同一の位置でとどまっているというのは、次に引き伸ばそうをしたときに痛みを感じるのでこれに負けると固着ね。
 脳が回復するまでは廃用症候群にならないようにしながら待つほかはないのですよ。
 この時に「外力による関節可動域確保動作」というのが必要になります。
 脳の回復に応じて徐々に自力で動かせるようになるのですが、感覚麻痺では運動神経系興奮ニューロンの興奮を解除することができないのですよ。
 神経系は興奮ニューロンと抑制ニューロンが適切に組み合わさってできています。
 この場合の抑制ニューロンを活性化させるには筋肉等からの感覚情報が必要なのですが感覚麻痺では肝心なところに届いていないのですよ。
 興奮ニューロンが興奮亢進になってしまいやすいとね。
 破傷風の病態とある部分よく似ています。
 破傷風は運動神経系抑制ニューロンが働かなくなる病気です。
 抑制ニューロンが働いていないということでは同じなのですよ。
 で、「楽な外力による関節可動域確保動作」が継続してできるようにしながらリハビリをということになるのです。
 ボトックスは興奮ニューロンの興奮解除をしていません。
 だから、何回もする必要があるのです。
 興奮ニューロンの興奮解除には抑制ニューロンが働く必要があるのですよ。
 そのためには感覚情報が必要なのですよ。
 すでに手遅れというのもありますけどね。
 拘縮になって仕舞ったら手遅れとかね。

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