脳卒中感覚麻痺で思うこと。たいていの場合、皮膚感覚がなくなったということには気づかれていますね。 [脳について(その2)]
脳卒中感覚麻痺で思うこと。
たいていの場合、皮膚感覚がなくなったということには気づかれていますね。
で、温度の感覚とかです。
そのうちに感じるようになってきますよね。
でも、冷たいものに触れた場合、極端に冷たく感じたり、温かいお風呂お湯を熱湯みたいに感じたりするという方も結構いますよね。
私は麻痺半身側が健常側より世間の温度を低く感じています。
これ。冷覚の方ね。
温覚は?のままに近いかな。
不思議ですね、一斉に回復しないし、回復してきたといっても健常側とずれてね。
皮膚感覚には冷覚と温覚の他に圧覚と痛覚があります。
圧覚と痛覚は筋肉の動作に重要な働きをしているのですよ。
物体を掴んだときなどにどのくらいの圧力を接触面に与えているかということを知るためにね。
これが判らないと握りつぶしなんてしてしまうのですよ。
まだ、注意しているのですが時々握りつぶしています。
で、視覚で状況を確認しながら力むことで動作を繰り返していると、痙性が高まっていくのですよ。
また、脳卒中では内部感覚も失われることにね。
この内部感覚によって筋紡錘による筋肉の伸び具合と腱ゴルジ装置による筋肉の収縮による筋力の強さを感じているのです。
腱ゴルジ装置からの情報が途絶えると脳は筋肉の収縮力が判らなくなります。
で、筋力がなくなったと感じてしまったりね。
ラジオ体操的動作とかですと、腱ゴルジ装置からの情報なしでも何とかなりますよね。
筋紡錘からの情報がなくてもね。
ところが、「物を掴む」とかになると筋紡錘と腱ゴルジ装置と圧覚の感覚情報を必要となるのです。
ついでに痛覚も必要な場合もあるかもね。
脳卒中感覚麻痺ではこれらの感覚情報がない、または不十分で役に立たないということが頻発するのですよ。
そうすると、運動神経系抑制ニューロンを活性化できないことになると考えられるのです。
で、運動神経系興奮ニューロンが興奮亢進になっていくのかな。
内部感覚も麻痺しているということを忘れないようにね。
感覚回復があっても、直ぐに健常側みたいになると思わないことですよ。
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たいていの場合、皮膚感覚がなくなったということには気づかれていますね。
で、温度の感覚とかです。
そのうちに感じるようになってきますよね。
でも、冷たいものに触れた場合、極端に冷たく感じたり、温かいお風呂お湯を熱湯みたいに感じたりするという方も結構いますよね。
私は麻痺半身側が健常側より世間の温度を低く感じています。
これ。冷覚の方ね。
温覚は?のままに近いかな。
不思議ですね、一斉に回復しないし、回復してきたといっても健常側とずれてね。
皮膚感覚には冷覚と温覚の他に圧覚と痛覚があります。
圧覚と痛覚は筋肉の動作に重要な働きをしているのですよ。
物体を掴んだときなどにどのくらいの圧力を接触面に与えているかということを知るためにね。
これが判らないと握りつぶしなんてしてしまうのですよ。
まだ、注意しているのですが時々握りつぶしています。
で、視覚で状況を確認しながら力むことで動作を繰り返していると、痙性が高まっていくのですよ。
また、脳卒中では内部感覚も失われることにね。
この内部感覚によって筋紡錘による筋肉の伸び具合と腱ゴルジ装置による筋肉の収縮による筋力の強さを感じているのです。
腱ゴルジ装置からの情報が途絶えると脳は筋肉の収縮力が判らなくなります。
で、筋力がなくなったと感じてしまったりね。
ラジオ体操的動作とかですと、腱ゴルジ装置からの情報なしでも何とかなりますよね。
筋紡錘からの情報がなくてもね。
ところが、「物を掴む」とかになると筋紡錘と腱ゴルジ装置と圧覚の感覚情報を必要となるのです。
ついでに痛覚も必要な場合もあるかもね。
脳卒中感覚麻痺ではこれらの感覚情報がない、または不十分で役に立たないということが頻発するのですよ。
そうすると、運動神経系抑制ニューロンを活性化できないことになると考えられるのです。
で、運動神経系興奮ニューロンが興奮亢進になっていくのかな。
内部感覚も麻痺しているということを忘れないようにね。
感覚回復があっても、直ぐに健常側みたいになると思わないことですよ。
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