SSブログ

原因と結果の取り違えというか思い込みよる弊害、手段の目的化、とかの多い日本かな。 [リハビリ(その3)]

 原因と結果の取り違えというか思い込みよる弊害、手段の目的化、とかの多い日本かな。
 痙縮や拘縮(これは関節のさび付きも含むようですね)とかですが、廃用症候群はその通りですね。
 ところが、リハビリの頑張りすぎが痙縮に繋がると考えていないから多くが脳卒中後のリハビリで陽性徴候になってしまうようです。
 そして、「リハビリのしすぎ」とは思っていないと感じるのです。
 原因を他に求めているのですよ。
 だから、運動神経系の仕組みとかを理解しようとしない場合が非常に多いと思うのです。
 興奮ニューロンと抑制ニューロン等の関係が理解できていたら痙縮等は「予防」するものであるということが理解されると思うのですけどね。
 原因を見極めずにするから被害が甚大になるのですよ。
 そして、弊害を考えずに「努力」(日本人の好きな言葉かな)するので、いつの間にかリハビリをすることが目的になって「多ければよい」という感覚にね。
この結果、痙縮等がますます酷くなるのです。
 リハビリはその部位の生物学的回復に応じて健常に近い状態にしていく行為ですよね。
 「回復に応じて」で回復させる行為ではないのですよ。
 回復してきた範囲でその部位は使えるように手助けする行為です。
 これより、先に進むことができないのに無理して踏ん張るから問題が起こるのです。
 「手段の目的化」状態になっていないか等を見極める必要がありますよ。
 症状によっていろいろな状態がありますが「関節が動かしにくくなった」時はなにか間違っていますよ。
 ただ、感覚の回復で自力では少しは動かしにくくなるかもと思いますが、「他動」では変わりはないはずです。

ランキングに参加していますのでクリックよろしくお願いします。
にほんブログ村 病気ブログ 脳卒中・脳梗塞へ
にほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへ
にほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村

nice!(0)  コメント(0)