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対症療法と原因療法。脳卒中では原因療法はいまのところ存在しないと考えています。療法はなく自力回復のみです。 [医療関連(その2)]

 対症療法と原因療法。
 脳卒中では原因療法はいまのところ存在しないと考えています。
 療法はなく自力回復のみです。
 脳卒中でダメージを受けた部位の神経系を神経細胞の増殖と再接続、あるいは残存部位での肩代わりをするための神経細胞間のつなぎ替えと調整などですね。
 でも、隠れ梗塞程度以外では何年かかるのかな。
 ほかは総て対症療法と考えています。
 が、この対症療法をしないと原因療法に相当する脳の回復なんてないものね。
 それどころか、廃用症候群になって、脳も廃用症候群ということもありますよ。
 感覚麻痺の者に健常者タイプのリハビリをさせると感覚系が働いていないことによるデメリットが出てきます。
 そして、脳の回復も遅れることになるのではと考えています。
 リハビリは対症療法そのものですから、症状の緩和はあっても、原因療法でみられるような改善はないのですよ。
 ですから、四肢では動作させないより「楽な外力による関節可動域確保動作」ができる方がよいですよね。
 でも、動作させすぎると・・。
 この見極めは各人それぞれですよね。
 お隣さんがしていたから・・では拙いこともありますよね。
 関節を動かすのに苦労している者に健常者風を真似しろはないですよね。
 どうしたら「楽に関節を動かせるようにできるのか」を考えてやるのが医療関係者だと思うのですが・・。
 ボトックスはお勧めしません。
 作用機構から考えて見かけだけの緩和ですからね。
 ボトックスは典型的な対症療法と思っています。
 脳の回復に対してどのような影響を与えているのかが見当がつかないのです。
 ボツリヌス菌毒素は神経筋接合部だけで脳には行きませんが、脳は末梢で伝達不良になっていることを関知していないはずです。
 ですから、「感覚情報」と「より興奮した運動神経系興奮ニューロン」との脳内バランスを「正常」としての回復になるのかもね。
 今後の研究が気になります。

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