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麻痺側をいつ頃からリハビリに参加させていましたか。参加といっても「使うのだ」という意思表示を麻痺側にとか、腕ですと「重し」とかに使ったりしましたが。 [リハビリ(その3)]

 麻痺側をいつ頃からリハビリに参加させていましたか。
 参加といっても「使うのだ」という意思表示を麻痺側にとか、腕ですと「重し」とかに使ったりしましたが。
 救急病院の入院当初からベッドの手すりに載せてとかかな。
 トイレで車いす到着を待つ間にしっかりと手すりを健常手で持って少し麻痺足に体重を移した気分になったとかですよ。
 そのうち、洗面台で歯ブラシを押さえる重しです。
 これはよかったのですが、爪切りを麻痺手(勝手に握っていますよね)に押し込んで体で胸あたりだったかなで押し切りできたのでした。
 うっかり、看護師さんに話してしまって、グスン、健常側の爪を切ってもらえなかったです。
 後悔の念でいっぱいです。
 麻痺側に爪切りというのは健常側の爪を切るためですよね。
 健常側の感覚は正常ですから、グスン。
 下肢はリハビリ病院で「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」で参加させていました。
 これ、踵着地で後方に移動させて、爪先キックで前に出してね。
 この時、爪先は上を向いていますよね。
 派手に膝関節と足首関節を動かしていたことにですが、座っているので筋力要らずの緊張度も低いままでした。
 これで、屈筋と伸筋の交互収縮と弛緩のタイミングがとれるようになったのではと思いますが。
 四肢の動作ではこの屈筋と伸筋の収縮や弛緩のタイミングが合致しているのかということが大切です。
 上肢の微妙な筋力バランス取りの時もこれですからね。
 このタイミング時に意識をしていないことが多いですが感覚情報をフルに活用しているのです。
 感覚情報がないから簡単に高緊張になってしまうのですよ。
 高緊張にならない程度でボチボチリハビリする方が高緊張で痙性を高めてしまうよりよいと思うのですけどね。
 感覚が戻っても直ぐには発症前みたいにはならない訳は樹状突起と軸索の違いかな。
 成長期には軸索で形成されたネットワークですが、脳卒中後では中枢神経系では軸索が伸長しないので樹状突起でかな。
 この樹状突起の軸索化には長い年月が必要だからと思うのです。
 情報の伝導速度に大きな違いがあるのです。樹状突起の方が圧倒的に遅い。
 だから、タイムラグが大きくなって大きく振れてしまうのですよ。

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