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脳卒中後の後遺症回復について思うこと。視床出血で意識不明になったわけですが、どうも、発症当初は出血や梗塞の衝撃で脳の働きが抑制されてしまうと思うのです。 [医療関連(その2)]

 脳卒中後の後遺症回復について思うこと。
 視床出血で意識不明になったわけですが、どうも、発症当初は出血や梗塞の衝撃で脳の働きが抑制されてしまうと思うのです。
 これが、ある範囲の症状の意識不明の正体かもね。
 もっと、重症の場合は延々と意識不明だったりしてね。
 で、症状が落ち着いてくると脳は残存部位(生き残りの部位)を使って活動を再開しようとすると考えられるのです。
 感覚ですと、健常側の活用とかね。
 また、少し、右半球では右側にもというように神経を伸ばしているのでそれを使ってとかかな。
 感覚麻痺では感覚抜きで運動神経を使ってみようとかね。
 でも、例えば、関節動作は運動神経だけでは十分にはできないのですよ。
 筋肉をどくらい弛緩させたり収縮させたりするのかとか、筋力はどの位がよいのかは感覚情報があって決めることができるので、感覚麻痺ではね。
 でも、当座の「ともかく動かす」とかができるようになっていくので、健常側の感覚や視覚をつかって何とか歩けたりにとかね。
 で、発症後6ヶ月ぐらいまではこの残存部位活用による回復と考えています。
 その後、樹状突起延伸による脳での神経細胞間のつなぎ替え等が起こっての脳の本格的回復が起こると考えています。
 ただ、この回復の遅いことね。
 どうも、この回復と残存部位活用の回復を混同して「頑張りすぎ・・。」みたいなのが多いのではと思ったりしています。
 実際、症例数は少ないですが「感覚の回復は遅い。何年必要なのだ。」と感じています。
 感覚のない上肢で物を掴むという動作だけでも緊張が凄いですね。
 それと比べて、感覚のある方は楽ちんですよね。
 この違いをかみしめてよ。
 痙縮等になったら 回復は大きく遅れると思うのですけどね。

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