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筋力命が奪う関節可動域かな。脳卒中発症で脳が筋収縮命令を出せなくなっただけなのにね。 [リハビリ(その3)]

 筋力命が奪う関節可動域かな。
 昨日の絶対視の続きみたいなものかもね。
 脳卒中発症で脳が筋収縮命令を出せなくなっただけなのにね。
 これを「筋肉がなくなった」みたいに思い込んでかな。
 例えば、数日寝込んで足がふらつく等は筋肉の減少ではなく、運動神経系興奮ニューロンによる筋繊維動員力の低下が主因と言われています。
 筋肉量ではないのです。
 脳卒中後はこれと、脳が筋収縮命令を出せなくなったが重なっているのですよ。
 適切適度に「楽な外力による関節可動域確保動作」をしておくだけでも脊髄反射等で結構筋肉量は維持されていました。
 脳の命令力の回復に応じて筋力も回復しました。
 ただ、運動神経系興奮ニューロンが興奮亢進状態になりやすいので慎重にリハビリしていましたよ。
 お陰で退院後5年ぐらいしたときの麻痺手の握力が31kgに戻りましたよ。
 もっとも高校生の時には25kgの握力ね。
 足の方も特に筋トレなどすることなくリハビリ病院の階段を健常者風で昇降できるようにね。
 ナンバ歩きでの階段昇降の動画を見せて貰いましたが、健常者風との違いの腕の動かし方だけのように感じたのは私だけでしょうか。
 感覚麻痺では筋力を感じる腱ゴルジ装置からの情報も感じなくなっているので筋力コントロ-ルもできなくなっていますのでより緊張しやすいですね。
 特に上肢での生活動作ではかな。
 動き始めたからと張り切ってリハビリをしたら・・と思いますけどね。
 上肢全廃の方が多い理由の一つかな。
 これは医師にも解っていないのがいるようです。
 CI療法ね。
 筋紡錘の感覚情報も脳卒中で分からなくなるのですよ。
 筋繊維の伸び具合の情報ね。
 未だに感覚は回復途上ですよ。回復していないという方に近いと思うのですが・・。

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