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人間の神経は8割ぐらいが興奮ニューロンで2割ぐらいが抑制ニューロンと言われているぐらい興奮ニューロンの方が多いのです。 [脳について(その2)]

 人間の神経は8割ぐらいが興奮ニューロンで2割ぐらいが抑制ニューロンと言われているぐらい興奮ニューロンの方が多いのです。
 どうも、抑制ニューロンは興奮しても直ぐに興奮がなくなるようですが、興奮ニューロンは興奮するとその興奮が持続しやすいというのです。
 運動神経系抑制ニューロンにダメージを与える破傷風菌による症状と痙縮等の症状、どちらも重症になっていくと・・。
 似ていると感じています。
 また、ボトックス療法のボツリヌス菌毒素の作用は運動神経系興奮ニューロンの神経終末に毒素が入り込んでシナプス小胞形成を阻害して興奮伝達をできなくすることなのです。
 或いは抑制ニューロンで抑制されてね。
 ということは運動神経系抑制ニューロンを活性化されていないというのは我々感覚麻痺での状況ですよ。
 抑制ニューロンを活性化するには感覚情報が必要なのですよ。
 ところが、感覚麻痺ですよね。
 皮膚感覚以外の感覚も麻痺しているのですよ。
 日頃、意識していない内部感覚もね。
 この中に筋肉の伸び具合の感覚器の筋紡錘や力の掛かり具合の感覚器の腱ゴルジ装置等があるのですよ。
 柔いペットボトルの蓋開け時に噴水させてしまうというのは腱ゴルジ装置の感覚を脳が処理できていないからです。
 掴んだつもりで落としたりはこの腱ゴルジ装置と共に筋紡錘の感覚情報を脳が処理できていないからですよ。
 当然、皮膚感覚の圧覚等も処理できていないからね。
 ですから、「走る」なんて感覚が完全に回復していないとできないと思っています。
 特に大股疾走ね。
 運動神経系興奮ニューロンを甘く見ないようにね。

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