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手段の目的化になりやすいのは、リハビリでは停滞期だらけということもあるかもね。 [雑感(その2)]

 手段の目的化になりやすいのは、リハビリでは停滞期だらけということもあるかもね。
 初期の6ヶ月ぐらいを過ぎると脳の回復による改善があるまで動き等の改善が止まったように感じますよね。
 脳は脳卒中の衝撃で働きを抑えていたと思うのです。
 この押さえが徐々に消えていっての改善ね。
 脳の生き残りの部位による代償的な働きも含めてね。
 でも、本格的回復ではないので「動かせるだけ」みたいなのですが・・。
 これを健常側で補佐する形で「歩く」とかがいくらかできたりね。
 健常者風も健常側での感覚とかも総動員でできるようになるのですけどね。
 だから、走ることはできないですよ。
 麻痺側の感覚とかが回復してこないことにはね。
 で、これが何年必要なのかな。
 廃用症候群的になっていないのでしたら、脳の回復待ちなのですよね。
 脳の回復には刺激が必要ですが、リハビリをしすぎると・・。
 筋緊張亢進や痙縮等で動きが悪くなると、「リハビリ不足」とか思い込んで悪化していっているのに・・。
 もう、「リハビリをするのが目的」と化してしまっていると思うのですけどね。
 リハビリは脳を含めた体の状態をよく考えて、将来、より回復するための基礎をしているのですよ。
 「現状維持」でもその現状がよい状態であれば、その状態を維持する程度でよいと考えています。
 四肢では「楽な外力による関節可動域確保動作が継続してできる」というのも脳の状況によっては非常に良好な状態と思うのですけどね。
 脳卒中は脳に損傷ができる病気です。
 ですから、脳の回復なくして回復しないのです。
 脳の可塑性は凄いですが、進化の頂点の人間では非常に時間が掛かると覚悟しましょうね。
 焦りなさんなね。

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