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「急がば回れ」という諺がありますよね。でも、急ぐ場合には真っ直ぐの方がよいときもね。ところで、リハビリは「急がば回れ」的におこなう方がよいのではとね。 [リハビリ(その3)]

 「急がば回れ」という諺がありますよね。
 でも、急ぐ場合には真っ直ぐの方がよいときもね。
 ところで、リハビリは「急がば回れ」的におこなう方がよいのではとね。
 救急病院での腕伸ばし等で感じたことは脳はどの筋肉に収縮命令を出しているのか判っていない。
 筋肉からの感覚の戻りで不必要な筋肉への収縮命令を出さなくなっていっているといううことかな。
 健常側は割と簡単におさまっていきました。
 問題は麻痺側でした。
 何時までも不必要な筋肉に力が入っているといってもよい感じでした。
 でも、補助して「他動を付け加えて」腕伸ばしとかしているうちに、程度が穏やかになっていきました。
 が、リハビリで使いすぎると硬直が強くなっていくのでした。
 特に上肢は健常側で感じるのとは比較できないくらいの強烈さでね。
 強烈になってきたと感じたら麻痺手での動作は止めて安静にするか、健常側を使って屈筋伸ばしをするかでした。
 上肢では屈筋収縮時には伸筋は負けていますから何もしないですよ。
 上肢では伸筋収縮時に屈筋はただ弛緩するようにしつけていったわけですよ。
 麻痺上肢だけでこんなのはできるわけないですよ。
 下肢は「着座による両足ちょこちょこ歩行」も非常に有効だったと考えています。
 健常側と同じように麻痺側を動作させないとできないことですし、筋力要らずというのがよかったと考えています。
 伸筋を完全に伸ばすわけでもないので伸筋が頑張りすぎるというのがなくなったのかもね。
 リハビリ病院退院後は「和式トイレウンチ座り」が有効だったとね。
 トコトン伸筋伸ばしですよ。
 で、股関節膝関節足首関節総て関節可動域確保に役立っていたと考えています。
 歩行しながらですと今でも関節が十分に稼働していないと感じるときもありますが、和式トイレウンチ座りで復活させるわけですよ。
 歩行中の関節可動だから、歩行時に・・というのではなく、そのとき稼働できる極限まで歩行時以外ですのでも役立ったということかな。
 歩行時は伸筋と屈筋が同時に収縮しやすいので関節が動かなくなりやすのですよ。
 歩行時でないときにトコトン練習する方がよいかもね。
 それも「筋力要らずの状態」でね。
 筋肉は収縮はできても弛緩はできません。
 他の筋肉に引き伸ばしてもらうのです。
 ですから、伸筋と屈筋が同時に収縮しないように躾ましょう。
 躾ができたら、関節動作が楽になりますよ。

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