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ウイルスと細菌との違い。 [医療関連(その2)]

 ウイルスと細菌との違い。
 細菌は我々の細胞を作っているのと同様の細胞膜を持っているのですよね。
 基本的に人間の細胞同様、外部とこれで区別ですが、細胞壁のような丈夫な殻を持っている場合もね。
 ウイルスは細胞膜なんてないです。
 細菌の遺伝子はDNAです。
 これに対して、ウイルスはDNAまたはRNAのどちらかで今回のコロナウイルスはRNAです。
 これ、インフルエンザと同類で変異株が非常にでやすいのです。
 細菌は細胞膜内に外部から物質を取り込んで活動増殖します。
 が、ウイルスは何らかの細胞にとりついて、細胞内に侵入するのです。
 で、その細胞の活動を止め、持ち込んだ遺伝子をその細胞の仕組みを利用して複製するのですよ。
 そして、細胞の外に出るときに外套、タンパク質の被いを作ったり、次に侵入するために必要なタンパク質を作ったりね。
 遺伝子がRNAのウイルスはこの作業でRNAからDNAを逆転写するのですが、どうもこの時にチョンボが多いようで変異株ができやすいというのです。
 取りつかれた細胞はお陀仏ですよ。インフルエンザは気管の粘膜細胞ね。
 今回のは肺の奥の肺胞の細胞ね。
 で、呼吸困難になりやすいですよね。
 細菌の細胞の仕組み活用の抗生物質は無効です。
 肺胞が綺麗の多く残っている方が呼吸困難になりにくいようです。
 で、男の死亡率が高い理由かな。
 一番、大きな可能性は喫煙と思うのです。
 アビガンはこのRNAウイルスの仕組みを使って、ウイルスの増殖を抑えることができるというのですね。

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