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健常者でも難しい「力を抜く」ということがあるというのです。俗にいう「力み」ですね。 [リハビリ(その3)]

 健常者でも難しい「力を抜く」ということがあるというのです。
 俗にいう「力み」ですね。
 この不必要な筋収縮が動作を妨げているというのです。
 健常者より「力み」の力を抜きにくい脳卒中感覚麻痺後の後遺症ね。
 以前から投稿しているように関節を楽に動かすにはその関節に関係する筋肉のうち、引き延ばされる方の筋肉が抵抗なく楽に引き延ばされる必要があるとね。
 ところが、脳卒中感覚麻痺後は引き延ばされるように弛緩時には運動神経系抑制ニューロンから抑制性神経伝達物質が放出されて筋肉の興奮が抑制される必要があるのです。
 が、脳卒中感覚麻痺後はこの抑制ニューロンが働いていないのですよ。
 だから、興奮ニューロンが興奮したままになってしまって弛緩できないから動作がぎこちなくなるのですよ。
 匠は必要のない筋肉の脱力を的確にできるようにしているのです。
 だから、無理のない動作ができるのですよ。
 どうしても、筋肉が弛緩できなくなるからボトックス療法です。
 ボトックス療法は対象の筋肉を弛緩させるだけです。
 この弛緩で動作が楽になるのです。
 ですから、ボトックスなしで弛緩できるようにリハビリをおこなうと後々楽ですよ。
 ボトックス療法は対症療法であって根治療法ではないです。
 ですから、3ヶ月ごとに注射をすることになるのですよ。
 ボトックス療法の対象にならないようにしようね。
 「他動による関節可動域確保動作」が楽に継続できるようにしようね。
 ストレッチをしようね。
 アキレス腱引き伸ばし機を使おうね。

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