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どうして、上肢は屈曲するのか。 [体について(その2)]

 どうして、上肢は屈曲するのか。
 指は屈曲してみぎり込みやすいですね。
 腕は手首、肘ともに屈曲していきやすいですね。
 これは平常時には「曲げる」ことで仕事に役立っていたからです。
 曲げる方の筋肉の方が伸ばす筋肉より強力だからです。
 脳卒中後は脳からのコントロールができないのでどちらにも収縮命令が出されるので強力な方が勝利します。
 これに対しては発症直後から非力な伸ばす筋肉に加勢して他動で無理矢理伸ばすとね。
 それも繰り返し繰り返ししつこくね。
 これを怠ると簡単に痙縮の方というか筋肉が固着的になるので他動で伸ばされたときに猛烈な痛みを感じるのです。
 下肢は上肢とは逆に伸筋が強力です。
 放置するとアキレス腱が脹ら脛の方に引っ張られて尖足にね。
 尖足傾向が出てくると着地の時に内反ですよ。
 膝 関節も伸びきりになりので棒足にね。
 棒足になるとぶん回しにですよ。
 ぶん回し修正には各関節を楽に動かせるようにすることが必要です。
 ということは、発症直後から関節が楽に動かせるようにリハビリや生活をしておく必要があるのです。
 一旦、ぶん回しでの手続き記憶ができあがると関節が動かせても修正には非常に長い時間が必要になると考えられます。
 「手続き記憶」とはある動作が無意識に脳が手順を自動的に命令を出せるように覚え込むことです。
 水泳や歩行やチャリ乗り等等ね。

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