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脳卒中後の手足等ではどうして緊張や拘縮が起こりやすいのか。緊張が起こりやすい理由は「感覚がない」ということですよ。 [脳について(その2)]

 脳卒中後の手足等ではどうして緊張や拘縮が起こりやすいのか。
 緊張が起こりやすい理由は「感覚がない」ということですよ。
 暗闇の中や目隠し等での歩行時、普通の人は猛烈に緊張しますね。
 いつもの自宅では緊張が大分低いですけど、明るいときと比べるとね。
 見えないと言うだけで緊張ですね。
 「物を掴む」では視覚で距離や大きさ等の確認で、次に腕等の筋肉の筋紡錘等の感覚器で伸ばし具合などね。
 感覚麻痺ではこれらが分からないのですよ。
 で、緊張ね。
 掴むときの接触具合も分からない、筋力の出し具合も分からない等で高緊張ね。
 緊張というのは主に運動神経系興奮ニューロンの興奮ですね。
 感覚がないから解除されにくいのです。
 なのですぐに高緊張、そして、痙縮ね。
 関節の動きが悪くなると拘縮にかな。
 感覚麻痺では手足で痙縮等になりやすいのです。
 ボトックス療法が興奮ニューロンの興奮を神経終末のみで伝達阻害するというのがこの説の証拠ね。
 ですから、我々は脳卒中直後は緊張させていないのです。
 ふにゃふにゃですね。
 ですから、このふにゃふにゃをできる限り維持できるようにリハビリをおこなっているとボトックス療法の対症にはなりにくいということです。
 陽性徴候にもなりにくいということです。

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