SSブログ

昨日の続き。手足等の動作には感覚情報が必須です。 [脳について(その2)]

 昨日の続き。
 手足等の動作には感覚情報が必須です。
 腕を振り回すにしてもそれなりに感覚が必要なのですよ。
 感覚なしですると・・。
 物を掴むということでは、まず、視覚で物体の形状を確認しますよね。
 そして、位置もね。
 その形状と位置に合わせて、手を近づけるわけです。
 この時に筋紡錘という筋繊維の伸び具合を感じる感覚器と腱ゴルジ装置という筋力を感じる感覚を働かせてね。
 物体に手が接すると前記の2つに加えて、皮膚感覚が圧点(接している部位の圧力の大きさ)等が働くわけですよ。
 触覚というのも頑張るし、温点、冷点もね。
 後の2つは温度の感覚点で、痛覚というのありますよ。
 私はこの全てが感じなくなっていました。
 ただ、不思議なのが麻痺腕の筋肉を引き伸ばそうとすると感じる痛みね。
 足はそうでもなかったと記憶ね。
 この痛みに負けて、リハビリ拒否の方もいるとか。
 廃用症候群直行なのにね。
 脳はこれらの感覚があることを前提に筋収縮命令を出しています。
 また、ほどよい筋力や関節の角度とかね。
 感覚がないと視覚で確認したり等で簡単に高緊張にね。
 緊張してもこの緊張を解除するはずの運動神経系抑制ニューロンを活性化できないので痙縮になりやすいのです。
 ボトックスは運動神経系興奮ニューロンの興奮伝達を神経筋接合部で興奮ニューロン神経終末内でのシナプス小胞形成を抑えているだけです。
 興奮ニューロンの興奮はそのままです。
 だから、興奮ニューロンを興奮亢進状態にしないようにリハビリをする必要があるのですよ。

ランキングに参加していますのでクリックよろしくお願いします。
にほんブログ村 病気ブログ 脳卒中・脳梗塞へ
にほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへ
にほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント