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四肢のリハビリは「楽にできる関節可動域が確保できている」が基礎ですよね。この場合、筋肉は適切に弛緩できる状態ですよね。弛緩できた後に収縮できるのが筋肉です。 [リハビリ(その3)]

 四肢のリハビリは「楽にできる関節可動域が確保できている」が基礎ですよね。
 この場合、筋肉は適切に弛緩できる状態ですよね。
 弛緩できた後に収縮できるのが筋肉です。
 楽に弛緩できないからボトックスですよ。
 弛緩できないということはさらなる収縮ができないということで、動作に活用できる状態でないということです。
 だから、トレッドミル上で膝が動かせなくなったりするのですよ。
 人間は関節動作の動物です。
 蛸みたいな軟体動物ではないし、蛇やウナギみたいなほど脊椎を活用でないのですよ。
 ということで、健常でも関節動作ができるということが必須なのですよ。
 関節動作ができての筋力ですよ。
 関節動作ができるというのは筋肉が弛緩できるということですが、下垂足は足首を持ち上げる筋肉が弛緩してしまうことで起こるようです。
 尖足は脹ら脛の方の筋肉、足首を伸ばす方に働く筋肉が頑張りすぎて弛緩できないことによるのですよ。
 だから、下垂足は足首関節は動きますが、尖足は動かないですよね。
 動きのある方の治療はまだ楽なようですが、尖足は大変ですよね。
 これは筋肉が弛緩しないからですよ。
 このような筋肉について考えながらリハビリをしてこられましたか。
 筋力を回復したければ、まず、筋肉が楽に弛緩できるようにすることです。
 それも、屈筋と伸筋の両方ともにです。
 筋緊張状態等がよくないのは健常者も同様です。
 ですから、脳卒中発症後の我々にとっても筋緊張状態等はよくないのです。
 関節を動かしがたいのは筋肉が楽に弛緩できないからです。
 関節を楽に動かせての楽な動作ですよ。
 筋肉が楽に弛緩できて関節を楽に動かせるのですよ。
 ところであの方の「ナンバ歩き」はどうなったのでしょうね。
 気になります。

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