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神経は興奮ニューロンと抑制ニューロンとがセットで働いているのですよ。 [脳について(その2)]

 神経は興奮ニューロンと抑制ニューロンとがセットで働いているのですよ。
 興奮ニューロンは興奮するとどうも自身では興奮が解除されないみたいなのですよ。
 全ニューロンの8割ぐらいが興奮ニューロンだというのをどこかで読んだ記憶が・・。
 抑制ニューロンを調べてみたのですが、抑制ニューロンは自然鎮火するようですね。
 抑制ニューロンが興奮したままでは、これで抑制されるニューロンを抑制したままになるからでしょうね。
 ニューロンは直前より興奮することによって働いているのですよね。
 でも、この直前の興奮が高くなるとそれより高いというのは無理になってきますね。
 運動神経系興奮ニューロン興奮亢進状態で筋肉が収縮したままになるのでボトックスね。
 ところが、健常者はボトックスしないでしょ。
 これは感覚があるので運動神経系抑制ニューロンを活性化して、興奮ニューロンの興奮を解除できるからですよ。
 抑制ニューロンは必要に応じて活性化されるときのみに抑制性神経伝達物質を放出できるので、興奮ニューロンは安心して活動できるというのが健常の状態ですよ。
 脳卒中でのボトックスの実施回数は数十回になっても3ヶ月ぐらいでの繰り返しですよね。
 これは興奮ニューロン興奮亢進状態のしつこさの象徴だと思うのですけどね。
 その点、抑制ニューロンはあっさりと興奮状態が解除されてしまうようですね。
 筋肉が弛緩できなくなる、興奮ニューロンが興奮したままになると関節動作ができなくなりますよ。
 気をつけてね。

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