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脳卒中感覚麻痺では感覚情報が中枢に届かないのでいろいろなことで支障をきたします。 [脳について(その2)]

 脳卒中感覚麻痺では感覚情報が中枢に届かないのでいろいろなことで支障をきたします。
 嚥下での「むせる(これで済めだよいのですが)」も食べ物等の口から咽での位置とかの情報がないや、嚥下に関わる筋肉等の感覚情報もないことによる誤動作とかね。
 手足では、振り回すとかですと、楽にできますが・・。
 麻痺手でお茶碗を持って・・で、高緊張で手や腕が暴れるように震えるとかが必須ですよね。
 これは、筋肉についての感覚情報が脳に届いていないからです。
 無理に繰り返すと、痙縮にね。
 健常側で楽にできるのは「感覚情報」があるからですよ。
 ですから、感覚情報の回復まで辛抱強く待ち続ける、適切適度なリハビリをおこないながらね。
 何気なくおこなっている動作でも、感覚器をフルに使っておこなっているのが普通です。
 脳卒中後、適切適度なリハビリで脳での回復、神経細胞が樹状突起を伸ばして新しい回路を作って、感度調整等をすませて後に漸く、本格的なリハビリになるのですよ。
 ところで、「感度調節等をすませる」なんて、数十年は必要になる場合もありますし、隠れ脳梗塞みたいな時もね。
 この、回復ができる前に無理して、高緊張にすると痙縮にね。
 ボトックス療法に突入すると、どうも、一生かもねと思ったりしているのです。
 ボトックスは単なる対処療法なのでね。
 ですから、ボトックス療法対象にならないように注意しながら、リハビリをしようね。
 「急がない。焦らない。」ですよ。

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