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免疫の基本は「学習」です。感染して抗原を取り込んで、調べて、抗体を作るのです。また、抗原がその人体にとって有害かどうか、判別して有害と判断したら抗体を放出させるのですよ。 [医療関連(その2)]

 免疫の基本は「学習」です。
 感染して抗原を取り込んで、調べて、抗体を作るのです。
 また、抗原がその人体にとって有害かどうか、判別して有害と判断したら抗体を放出させるのですよ。
 免疫機構のバリアがしっかりしているのが皮膚と消化管です。
 ですから、皮膚移植や消化管移植がないのですよ。
 心臓とかは外界と直接接することがないので免疫的にはたいしたことがないというのです。
 で、移植対象になっているのですよ。
 移植臓器についてはT細胞系の白血球が判定していたはずです。
 学習していない未知の外来物質が侵入してきた場合は、樹状細胞という白血球で適切な大きさにバラされて、細胞膜表面に提示されるのですよ。
 ヘルパーT細胞が確認して、判断して、異物なら、ヘルパーT細胞からサイトカインが放出されます。
 このとき、普通はセットになっているB細胞(抗体産生細胞)だけが活性化されるというのです。
 普通はね。
 今回のコロナではサイトカインが出過ぎて、サイトカインストームと呼ばれる現象もあるようです。
 関係したヘルパーT細胞も分裂して増えます
 。なので、再感染戦時にはより早く判定と抗体生産ができるはずですが。
 ヘルパーT細胞には担当があるのですよね。
 だから、「学習」が大切なのです。

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