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脳卒中後の手足のリハビリも嚥下も発声等もそれぞれで感覚がある方がスムースですよ。 [リハビリ(その3)]

 脳卒中後の手足のリハビリも嚥下も発声等もそれぞれで感覚がある方がスムースですよ。
 ところが、多くの方の脳卒中後は感覚麻痺でその部位の感覚が無かったり、鈍かったりですよね。
 嚥下では食べ物が口からどの程度来ているのかとか感覚がないからトラブルのですよ。
 感覚があっても運動神経系の方に障害がある方もおられると思いますが・・。
 発声も声帯等を振るわせる筋肉の状態の感覚がないからかな。
 手や足も感覚がないと常にみていないと動作が非常にぎこちなくなるとかですよね。
 お忘れになられているのが筋肉感覚かもね。
 筋肉がどの程度伸びているのか、どのくらいの力でかということですよ。
 感覚麻痺なので筋肉の状態が的確につかめない辛さは判ります。
 大雑把なラジオ体操的動作ができても、手でものを一定の位置に保持しようとしたら、できないです。
 腕が暴れてね。
 感覚情報と運動神経系からの命令をつきあわせて微調節しながらなのですよ。
 この微調節をしているときの緊張度の高いことね。
 だから、生活動作のリハビリで高緊張から痙縮になりやすいのですよね。
 ですから、感覚の回復具合がリハビリの進み具合という感じです。
 手足は「楽な外力による関節可動域確保動作」が継続してできるようにして、感覚が回復してくる状況に合わせて、徐々に動作を高度化させるぐらいですよ。
 脳の回復より、先走ることはできませんよ。

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