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視床出血発症して2年になりました(第6回)OT(作業療法)の様子と脳卒中で手足などが動かなくなる理由で思うこと [2年を経た経験からの回想]

 一見目立った進歩が見えないOTかな。こちらはたくさんの感覚神経が関与しているので動かせ方は健常なみみたいなのですが、感覚神経が働かないので「見つめて」の世界ね。
 ですから、感覚を取り戻すというのと健常側みたいに動かせるようにしておくというのが基本かな。でもね、徐々に作業ができるようにはなってきています。
 PTもそうなのですが、まずマッサージね。「筋肉を固めない」ね。指をごちょごちょと動かしてみる作業ね。「関節を錆び付かせない」ね。皮膚感覚と筋肉感覚の両方が戻ってこないことには正確な作業はできないですね。さらに戻ってきた感覚のトレーニングね。
 PTより面倒くさいリハビリかな。そして辛気くさい感じもね。OTの方がPTより面倒みたい。
 腕や手の動かしができるので、感覚神経の回復を促すようなリハビリになるのですが、これって脳での再構築ということになるので刺激と意欲と栄養ということになるかな。
 OTのリハビリでは刺激と意欲を得るためにおこなうことになります。
 意欲については、当初、OTのFさんだったのですが、4月に新人のOTのSさんがつきました。ベテランのFさんの代休の時にそのときだけの担当者変更票を渡されたので「ない方がいいですよ。この票なしは担当交代でしょ。」といいました。Sさんは女性、Fさんは男性ね。で、5月からはSさんになりました。Fさんの英断に感謝しています。リハビリの効果が非常に向上しました。
 ところで、我々みたいな感覚麻痺でどうして手足などが動かなくなるのでしょうか。筋力が一瞬にしてなくなるわけはないですね。
 運動神経、関節なども問題ないはずね。筋力がなくなるのなら拘縮とか筋緊張亢進とかは起こらない可能性が大きいですが、筋トレ等で起こされている方が多いですね。
 動かなくなる原因は筋肉の収縮具合やその他感覚情報が戻ってこないからだと考えています。感覚情報があっての筋収縮なのです。この手の情報がないときに無理をすると収縮しっぱなしにね。
 感覚の代用ができる部分もありますので、ともかく動かせることもね。この場合も徐々に注意しながらする必要があると思います。
 発症後のリハビリは残った体の機能を使って兎も角も動かせるようにというのになると思いますが、ある程度動かせるようになると残っていた機能では制御が難しくなると思います。
 それと、感覚神経の回復が起こってくると、これは新しく作り直されているので、ベテランの神経細胞(これは脳卒中でお亡くなりに)ではなく新米の神経細胞が飛び入りで働くことになるのでゴタゴタしてくることになると考えられます。
 筋力は徐々には落ちていきますが、一心不乱に筋トレする必要はない感じですかな。拘縮とかにならないように適度にね。

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