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視床出血発症して2年になりました(第5回)PT(理学療法)の様子と今思うこと(車いすの足漕ぎ) [2年を経た経験からの回想]

 転院の日にPT担当者からいわれたことに「車いすの足漕ぎでは踵をつけた方が歩行の練習になるよ」といのがありました。
 これ、考えて見ると足首の角度は直角を中心に大きくなったり小さくなったりですね。さらに足の裏が全面で床と接することにもね。麻痺側も使っていると足首の向きの鍛錬にもなっていっていたと今となってはそう思います。
 皆さん、足首の向きとかで苦労されているようですが、私は順調で足首の動きは健常側と同じようにできます。
 健常側だけで足漕ぎをされている多くの方の姿勢はふんぞり返っていますね。私は腰を直角以上に曲げて、どちらというと車いすマラソンに近いかも。スピードが出ますよ。でも、スピードを出すには麻痺側がそれなりに動く必要があります。ということで未だに手こぎが全くできないのです。片足ではスピードは出ないと思います。
 はじめの頃は麻痺側を巻き込む危険性と停止の問題があったのでぼちぼちから徐々にスピードアップしました。ですから、足首の向きとかで苦労することはなかったです。スクワットなどの筋トレよりリハビリには良かったと思っています。
 動かさなければ「拘縮」、過剰の自主トレや筋トレは「筋緊張亢進」の危険性ね。なにかちょうどすり抜けれたみたいです。
 膝も曲げて使いますので「伸びきり」とかにはなりにくいですしね。1日10000歩以上とか階段昇降ができるようになっても退院の日まで車いす使用が続きました。
 PTで最初に測った歩行速度は杖使用で10m38秒でした。残存機能を使ってのリハビリになりますので、歩行では左右の体重移動というのが重要ですね。左足は感覚がないので右足での体重の変動で左足分を感知する訓練もしました。2台の体重計に片足ずつをのせてとかね。
 感覚麻痺ですから、筋肉感覚もないのですが、運動神経とかは異常がないので脳で計算することで何とかなるとね。筋肉感覚なしで運動神経制御の訓練もしました。この訓練で筋トレは必要ないですね。チャリ漕ぎの負荷が少なくて良い理由かな。
 感覚がなくても歩けるようにとね。でもね、このとき、感覚が戻ってきたときにはガタガタするというのを理由つきで普通の方にはいっておいた方がよいと思います。
 私の筋トレは許可されてからの階段ね。これ、普通は1日で30分にもならなかったです。降りてリハビリして登って病室にもどり、リハビリで降りてとかですからね。階段昇降できないときはエレベーターだしね。
 退院の頃の測定では6分で420mになっていました。健常者みたいな格好良い歩行姿勢でね。
 リハビリは週5日ですが、土曜日に「土曜リハ」と称する追加のリハビリがあって、PTでFさんという女性の方にしてもらったとき、「月曜日からもお願いします」といってしまい、月曜からはそのことでイケメンのUさんに・・と言い続けることになりました。PTのゴタゴタね。
 リハビリは楽しくね。

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