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脳卒中感覚麻痺の後遺症のリハビリでは「感覚がない」ということを噛みしめてください。 [リハビリ(その3)]

 脳卒中感覚麻痺の後遺症のリハビリでは「感覚がない」ということを噛みしめてください。
 皮膚感覚や視覚や聴覚や味覚等のほかに内部感覚(深部感覚ともいう)がなくなるのですよ。
 例えば、手足が動かせたとしても物凄く動かしにくいですね。
 この理由は筋肉の感覚も麻痺したからです。
 トイレについての膀胱や直腸の感覚もね。
 そのほかの体内感覚もです。
 脳卒中になる前はこれらがすべて働いていたのです。
 ところが、脳卒中で脳に届かない、脳が処理できないとかになってしまったのです。
 なので、リハビリは「脳が働いていない」という前提ですよ。
 そして、脳が回復するまではできるだけ「発症直後のふにゃふにゃ状態」を維持することですよ。
 脳の回復については川平法に見られる手足を他動で動かして脳に刺激を与えて樹状突起の伸長を促進して回復を促進するというのと神経幹細胞を使う方法ぐらいかな。
 でもね、神経幹細胞の方は点滴ですと幹細胞は脳血液関門はどうなるのか。
 通らないと思います。
 治療は無理ではとね。
 北海道のH大学のは脳の損傷部位に入れるというらしいのです。
 これは期待が持てますが・・。
 所定の場所に幹細胞が落ち着いても樹状突起を目的の神経細胞の方に伸ばせるのかな。
 その期間はとかありますね。
 ですから、手足のリハビリの基本を守って「他動による関節可動域確保動作」が楽に維持できるようにするのが身のためですよ。
 リハビリでのがむしゃらは有害です。

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