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感覚麻痺で楽に物を掴むには [リハビリ(その2)]

 「物を掴むコツ」ね。先週のある日にあるブログにあったので、私の経験をね。
 コップ程度の物を手で掴むためには、物の位置を認識する、次に手を側まで持って行く、次に指を開く、次に指を曲げる、次に腕を動かす、とかですよね。
 まず、リハビリが失敗して腕が十分に動かせなかったら、物の側に手を持って行くというのを体全体でおこなうしかないかな。
 私らみたいな感覚麻痺ですと、腕はくの字とかの屈曲型になっていきやすいので伸ばせたら大抵の腕の動作ができます。
 ですから、肩関節、肘関節、手首関節などが自在に動かせるようにしておくと楽ですよ。

 実際楽です。

 手が物の側に移動出来て、指が伸びていたら(私は今でも気を抜けば勝手に曲がっていきます。)、はい、掴めるということね。
 物のどのあたりかは腕での移動の時に調整ね。
 麻痺の後遺症で握々状態になってしまった方は指伸ばしリハね。
 ここでも指関節などが自在に動けば楽な動作ですよ。
 関節が動かせるというのは、その関節を動かす筋肉も固まっていないということね。
 結局は「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。」ですかな。もう、筋肉を固めたり、関節を錆び付かせたりされた方が、まず、腕や指を動かせるようにしてもらいなさいね。
 それと、私らみたいな感覚麻痺では、皮膚感覚や筋肉の収縮具合の感覚も麻痺しているのでこれらの感覚が回復してこないことには以前のようにはできませんよ。
 仮の復旧であることをお忘れなく。
 感覚麻痺状態で闇雲に力むと物を潰したり、どこかに飛ばしたりもします。確実に掴むにはそれなりの感覚の回復後になりますよ。
 回復途上にはいろいろありますし、どのくらいで感覚が回復するかは人それぞれね。
 言えることは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。で、気長に」ですかな。
 こう言えるのも救急病院でのリハビリで「指が伸ばせたら、指は勝手に曲がるので掴めるよ」といわれて、そうだと思って「伸ばす。伸ばす」でしたら、楽に掴めたからです。
 死にかけで救急病院に担ぎ込まれても適切に(適切にね。これが非常に大切ね。)リハビリをおこなえば、歩けるようにもなるし、階段上り下りもできるし、物も掴めるようになっていきます。
 ただ、完全回復は時間が掛かります。
 リハビリ病院で「奇跡的回復」といわれるぐらいにはできる可能性はありますよ。
 こう、回復してくると、「軽かったのでしょう」といわれたりすることがあります。念のために「発症時は死にかけ、左半身完全麻痺」ね。
 痙縮と拘縮、使い分けを少し間違っていたみたいです。すみません。関節まで固まったのが拘縮というそうです。某製薬会社のサイトで調べました。

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