SSブログ

何か「原因と結果の取り違え」ということをしている場合が結構あると思います。 [雑感(その2)]

 何か「原因と結果の取り違え」ということをしている場合が結構あると思います。
 脳卒中直後に血圧測定をして「高血圧」だ、だから「脳卒中に・・」というものね。
 クッシング現象で、脳は出血や梗塞等で血液が不足したり、途絶えたところがあると、血圧を上げて血液を送ろうとするのですよ。
 脳出血の方は血圧が高いほう不利ですが、脳梗塞は低血圧でも起こるのですよ。
 降圧薬の添付文書にも「過度の降圧は脳梗塞の恐れ」と明記されています。
 で、脳梗塞になったら高血圧にでしょうね。
 その後、落ち着いてきたら平常血圧にね。
 昨日の「夜寝られないから昼寝」というのもね。
 疲れがないから夜寝ることができないのにね。
 普通、昼間行動していて、朝起床していたら夜寝れますよ。
 リハビリで脳卒中後、動作ができないのは脳に損傷があって適切に命令が出せないことなのですが、「筋力がないから・・」とかはいませんか。
 脳に損傷ができて筋力が出せなくなったのであって、筋力がでなくなったから脳卒中後遺症になったのではないですよ。
 脳が回復しないことには筋力は回復しないですよ。
 特に生活に役に立つ筋肉動作に使える筋力はね。
 感覚麻痺では痙縮状態になりやすいですね。
 この時の無駄筋力は凄いみたいですね。
 だから、動作の邪魔になるのですよ。
 動作ができないから筋力がないではなく、筋力を調整できないから動作ができないという方ね。
 廃用症候群は別問題ですよ。
 関節動作では関節可動域などと筋肉の柔軟性は一体のものですよ。
 どちらが欠けても関節動作に支障をきたします。
 筋肉が楽に引き伸ばされることができるというのが必須なのです。
 筋肉は自力では収縮しかできないことをお忘れなくね。
 筋肉は引き伸ばされたのちに収縮できるのであって、収縮したままではさらなる筋力発揮もできないですよ。
 筋肉が楽に引き延ばせないから関節動作がしにくいのですよ。
 関節が動かせるのに動作しにくいのは筋肉の問題ですよ。
 ということは脳の命令力の問題ですよ。
 これが脳卒中後遺症の根本ですよ。

ランキングに参加していますのでクリックよろしくお願いします。
にほんブログ村 病気ブログ 脳卒中・脳梗塞へ
にほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへ
にほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント