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感覚の回復から感じる脳での修復で思うこと [脳について(その2)]

 発症2年は昨日で一端終わります。
 表題のように私は視床出血でした。その結果、左半身の感覚神経がダメージを受けて感覚がなくなるということになりました。筋肉感覚もあるので動作麻痺にもね。
 完璧な麻痺ね。運動神経や筋肉、関節などには損傷がなかったのです。でも、うごかなかった。
 皮膚感覚の方では徐々に回復してきています。どうも筋肉の方もみたいです。この感覚の回復はどのようにして起こるのでしょうか。
 視床の関係神経細胞は出血で働きを失ったというか細胞自体は死んでいると思われます。死んだ神経細胞は復活しないです。
 では、どのように回復しているのかというと脳全体の中で生き残った部分が視床の役割を受け持ってくれたからになると考えられるのです。
 どのようにしてかいうと、樹状突起や軸索などを伸ばし直して死んだ神経細胞を飛ばしたり、別の神経細胞を間に入れたりしたためと考えています。
 樹状突起や軸索はどちらも細い細い管状構造です。細くなるほど表面積の割合が高くなります。ですから、脳は細胞膜の集まりみたいなものです。その結果、脂質の割合が高くなります。
 それは細胞膜の主成分が脂質のためです。この脂質に人間の合成できないω3系やω6系の不飽和脂肪酸が絶対必要なのです。
 ですから、いろいろいわれているのです。ところが、病院食のメニュー、食材をみると?の状態、特にω3系がです。 で、サプリメント購入に走りました。
 ところが、樹状突起や軸索を伸ばすには、まず、手を使いたいとか、手を使っているようなとかの刺激がいるのです。刺激であって。筋トレでなくてもよいと思いますが、ぼちぼちね。
 そんなこんなで脳での再構成、再配列とでもいう樹状突起や軸索などの延伸が起こり始めると考えるのです。そのときに細胞膜の主成分が必要なのです。量は多くなくてもよいのですが不足しないようにしておく必要はあると考えます。
 でもね、拘縮とか起こしていたら刺激にはならないのでは。柔軟に筋肉を動かせる、関節も順調に使えるという状態でリハビリしている方が効果は絶対に高いと考えます。なにか特定の生活動作に不注意に集中してしまうと拘縮とかを起こして逆効果になってしまっているようですね。ある意味、拘縮とかのないので私の手足の動きに対する制約はないです。その代わり、一見するとぐにゃぐにゃに見えるかも。でも、筋肉の感覚神経が回復しきって新しく働き始めた神経細胞の訓練が終わるまでは過度な筋トレとかはしてはならないと考えています。筋緊張亢進や拘縮にならないためにね。関節を錆び付かせないためにね。

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