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廃用症候群と過剰リハビリとの狭間で [リハビリ(その2)]

 廃用症候群は「安静状態が長期に渡って続く事によって起こる、さまざまな心身の機能低下等を指す。」とウィキペディアに出ていました。
 これとは逆が使いすぎね。トレーニングのしすぎなどがあります。いろいろな機械でも使わないと傷むし、使いすぎても傷みますね。
 健常状態での筋トレですと筋肉増強には筋肉細胞に傷を少しつけて回復させる程度の強度がよいのですが、毎日ではなく48~72時間の休息が必要とね。
 この休息中に修復し「超回復」という以前より筋力がアップするために必要とね。筋力の維持ですと毎日ではなく週1回とかの方が、もしトレーニングが出来なくなったときの筋力低下率が毎日組より少ないとされています。
 毎日の運動は筋力増強ではなく別の効果を求めていると思いますが、筋トレみたいな強度は必要がないことにね。
 ところで、我々みたいな脳卒中で麻痺した場合のリハビリですと、放置や諦めは「廃用症候群」ね。リハビリに取り組んでいる場合の程度が問題になると考えます。運動神経麻痺ですと動かせないと思うので過剰の心配は少ないと思いますが、感覚神経の場合は筋肉の収縮情報が戻ってこないのでトレーニングの許容強度は激減していると考えられるから、リハビリの世界では「筋トレ」とかを推奨していないのではと考えます。
 でもね、「動けば、鍛えれば動く」と単純に思い込むのが人情みたいです。それで、「過剰リハビリ」になって筋肉を固めたり、関節を錆び付かせたりみたいです。
 私も麻痺腕で力を込めた後に緊張状態が残っていると感じるときがありますので、その時は「無理をしない」、「筋肉を緩める感じの動作」とかをするようにしています。
 ともかく、動かすのが出来ていても、生活活動が出来ていても、感覚神経の回復があれば、その段階でやり直しになることが多いです。まあ、出来ないよりは楽ですが、ゆるゆるの方がガチガチよりより楽だと思います。
 そう、筋肉が、関節が、ガチガチになっていたら回復はないと考えます。

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