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体温と免疫力についてね。 [医療関連(その2)]

 体温と免疫力についてね。
 「体温 免疫力」で検索するといろいろ出てきますね。
 その中には現時点での知見もありますので読んでみてください。
 簡単にいうと「体温が1℃下がると免疫力が30数%低下するということです。
 だから、感染すると免疫力を上げるために体温を上げるのです。
 ですから、安易な解熱剤の使用は生体の正常な免疫作用の妨げになります。
 慎重にね。
 体温が高いと免疫細胞が体表等付近にも出やすくなるということのようです。
 もっとも、皮膚の免疫力は高いともね。
 それをさらに高くしているのかな。
 各臓器でも血管外に免疫細胞が出て行けるからね。
元々基礎体温が低い人は高い人に比べて免疫力が低いということになります。
 乳児が「あかちゃん」といわれるのは基礎体温が高いので体表付近の毛細血管にも血液が沢山流れているからです。
 その後、徐々に体温は低下していきます。
 35℃台なんて昔は高齢者だけぐらいだったと思うのですが、今は幼児でもいるとか、中高校生あたりは多数いるようです。
 免疫のうち、学習による免疫(ヘルパーT細胞とB細胞等による免疫)が発達するのでなんとかなっているみたいです。
 この学習免疫もピークは結構早く過ぎるみたいです。
 結局は体温維持による免疫力アップに心がけるべきだと思うのですが、ここで脳卒中患者にはつらい問題が立ちはだかります。
 基礎体温維持には骨格筋が大きな役目を持っています。
 骨格筋を鍛えるのは筋トレも有効なのですが、麻痺部分での筋トレは筋緊張亢進→痙縮→拘縮という危険性がつきまとうのです。
 そして、動かせなくなると筋肉がやせ衰えることになるのかな。
 活動出来なくなると、他の諸臓器での発熱量も減少するのではとね。
 そうすると免疫関係細胞系列のマクロファージ→ヘルパーT細胞→B細胞→免疫記憶細胞というのも衰えるのかな。
 この系列は予防接種の効果の系列ね。
 でもね、予防接種すればしていないよりは記憶細胞ができる可能性が高いですよね。
 数は別にしてね。
 予防接種でできる記憶細胞の寿命は予防接種で異なります。
 体温についてもぼちぼち程度だよ。
 ある遺伝子状態ですと、高体温によってインフルエンザ脳症などの発症率が高くなるので異常に高い体温は即刻解熱(解熱剤に注意必要のようです)や体温低下の措置が必要みたいです。

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