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思い込みで思うこと。 [雑感(その2)]

 思い込みで思うこと。
 普通と異なるのは「脳出血では脳の回復に応じてほかの部位も回復する」と思い込んでいたことかな。
 もう一つの思い込みに「脳は可塑性が高いので適切に刺激を与えていたら回復する」ということかな。
 結構時間が必要と感じたのは出血後でしたが。
 ということで、四肢ではできうる限り発症直前の状態を維持したいとね。
 さらなる思い込みに「筋肉は楽に引き延ばすことができて働くことができる」ね。
 ついでに引き延ばすには関節が楽に動作する必要がある。
 で、未だにこれらの思い込みに引きずられています。
 ですから、筋肉が楽に引き延ばされるようにリハビリを続けているわけですよ。
 そして、脳が回復してきたときに直ぐに発症前と同じように働くわけがないという思い込みね。
 もう一度、個体発生の繰り返しですよ。
 該当部位での成長の再現ね。
 四肢ですと、まずは「動かせる」で、動かしているうちに筋力調整をおこなおうとするわけですが、乳幼児は筋肉も成長中ですが我々は筋肉は成長済みですから、いろいろ不都合が出てきやすいですよね。
 それが「腕が暴れる」や「足が震える」等等かな。
 筋力の微妙な調節は視床を介しておこなわれていますので視床出血はやっかいですね。
 筋力調節が困難にね。
 無理するというのは筋力で震えとかを押さえ込むことにね。
 脳は微調節なしの状態に回復していくのかな。
 ということで適当に暴れさせております。
 例えば、麻痺手の指での麻痺側の瞼開けですが、感覚のないときは健常手でセットするとそのままだったので楽にできていました。
 それが、少し回復したあたりから震えだしたのですよ。
 どういうことかというと微妙な筋力調節は伸筋と屈筋を交互に非常時短時間で収縮と弛緩をおこなって調節しているのですよ。
 このタイミングがとれないと暴れたりね。
 タイミングを取るのに各種感覚情報をもとに筋収縮命令を頻繁に出し直しておこなっているのです。
 で、抑制ニューロンが働いていないときには運動神経系興奮ニューロンが興奮亢進になりやすいということです。
 興奮亢進状態にしたくないのでボチボチにリハビリを適切適度におこなっているという訳ですよ。
 リハビリが足らないと廃用症候群の方に、多すぎると痙縮などかな。
 無理しない、焦らない、サボらない、諦めないの「4ない」かな。
 筋肉と関節関係の「3ない」もあるけどね。

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