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脳卒中リハビリで大切なこと。 [よかった他の方のブログ]

 脳卒中リハビリで大切なこと。
 昨日投稿の衣装ケースを持つためにしたことは「腕伸ばしと指伸ばしと手首そり返し」ですよ。
 可動域があるから持てたのですよ。
 高次脳機能障害も含めて「意欲的に適切適度なリハビリ」なのですが、四肢についての方が理解しやすいと思います。
 最近実用化されてきている筋力補助ロボットなどは「関節可動域がある」という前提ですよね。
 関節可動域が他動によってでもよいから確保されているということですよね。
 できれば、筋肉や腱も柔軟である方がよいですよね。
 ロボットスーツなどは健常者風動作を前提としているためですよ。
 脳の再生医療でも同じことね。こちらはさらに「か弱い力で可動域が確保できる」ほうが成果が出やすいというかわかりやすいと思います。
 この条件がクリアできているのでしたら、多くの脳卒中患者さんは自力で「動かせる」になると考えますし、歩行も健常者風にできると考えられるのですけどね。
 問題はこの非常に地道なタイプのリハビリに意欲的に取り組むことができるかですよ。
 例えば、尖足なんて私は「廃用症候群」の一種と思うのです。
 落ち込んでの寝たまま状態ね。
 棒足もかな。
 屈曲腕や握々お手々などはやり過ぎかもね。
 廃用症候群みたいな写真をアップされている方もいます。
 いかに「患者や家族に適切適度なリハビリ動作という最低条件」をできるだけ早期に理解させるかということですよ。
 これを理解させるのが当初の担当医の大切な仕事と考えています。
 が、ブログの投稿などでは逆にリハビリへの意欲をそぐか、または過剰に走らせる説明が散見されるのです。
 脳卒中だけの場合は脳での障害で派生的に感覚麻痺や動作麻痺などが出るのですよ。
 ですから、脳以外の部分で廃用症候群を起こさせないようなリハビリの必要性、
 過剰なリハビリで痙縮や拘縮などを生じさせないような適切適度なリハビリの必要性を患者等に理解させるという基本的なことがされていないように感じています。
 脳卒中だけの場合はグニャグニャ状態の体が維持できれば回復は早いですよ。
 医療関係者はこのことを患者に理解させてください。
 ただね、症状やリハビリへの取り組み状況等で回復が見られる前に寿命がきてしまうこともあることもね。
 ただ、近い将来、関節可動域があればロボット活用でいろいろの動作ができるようになると考えられることもね。
 尖足対応の歩行アシストロボットてあるのかな、  健常者風歩行アシストロボットは出てきていますよね。

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