SSブログ
私のリハビリ生活でよかったと思う取り組み ブログトップ
- | 次の10件

私が取り組んできてよかったこと『「焦らない」と「諦めない」』 [私のリハビリ生活でよかったと思う取り組み]

 今回は「焦らない」と「諦めない」ね。
 脳卒中では感覚神経系、もしくは運動神経系のどちらか、あるいは両方に障害があって麻痺が出ます。出血や梗塞場所によっては自律神経系やその他大切な中枢での障害というのもあります。
 今日は視床出血の私が体験している感覚麻痺についてね。
 他の場合や複合的なのは判らないです。感覚麻痺だけね。
 まあ、視床出血では嗅覚の一部を除いて障害を受けるとね。
 でもね、運動神経や筋肉や関節などは無事ね。
 そこで、私の場合ですと、視覚や右側の感覚を頼りに幾分か動かせたのです。
 くどくど投稿していますが「感覚情報があっての動作」なのです。普通の時は皮膚感覚や筋肉の収縮具合の感覚が瞬時にフィードバックされる前提で動作していますが、途絶えましたので麻痺ね。
 ところが、どうも「動く→鍛えればより動く」と単純に思う人が多いみたいです。精密に動かせるためには感覚情報が必要なのですが、この意識なしにね。
 すぐに以前のように使いたいと張り切るみたいです。感覚情報があってのトレーニングであることを忘れ去っているのです。
 私の例ですと、感覚情報の戻りに応じて、細かいことや力の必要な動作の出来る範囲が増えています。
 感覚情報の戻りはゆっくりしています。焦っても早くならないのです。脳での神経のつなぎ替えという作業はゆっくりとしています。このつなぎ替えを促進させながら、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない」とかに気の長くなる取り組みをするのが初期のリハビリだと思うのです。
 焦ると、筋緊張亢進から拘縮とか関節の錆び付きとかが待っている感じだし、放置すると廃用症候群で拘縮ね。筋肉が突っ張るとか感じ始めたら要注意ね。
 発症したとき、先ほど書きましたように、筋力や筋肉の柔軟性や関節の可動域は発症前そのままあるのですが、使わないとかある時点からの過剰な取り組みとかがあると拘縮にいくようです。
 ですから、焦らず、諦めず、筋肉を柔らかくしておき、関節の動く範囲も確保しておくと感覚神経回復とともに生活動作への取り組みをはじめることが出来ると思うのです。
 「ともかく動かせるようにする」次に「動かせる状況を維持する」次に「つなぎ替えで新しく働き始めた神経細胞の訓練をする」次に「生活動作などの本格的リハビリをおこなう」という順だと思っています。
 リハビリ病院では「とりあえず動かせるようにする」という段階で退院になる場合も多いので、新入りの訓練などで逆戻りにみたいな感じになると考えますが、前進していると思っています。
 昨日投稿の車いすちょこちょこ歩行は普通の杖歩行で1日10000歩以上とかになっても退院まで続けました。

ランキングに参加していますのでクリックお願いします。
にほんブログ村 病気ブログ 脳卒中・脳梗塞へ
にほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへ
にほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村

私が取り組んできてよかったこと「車いすちょこちょこ歩行」 [私のリハビリ生活でよかったと思う取り組み]

 昨日の続きね、車いす歩行ね。これ、車いすに座ったままで膝から下でこちょこちょと幼児みたいに歩く感じで移動することね。
 急性期の病院のリハビリで言われてはじめました。ただし、麻痺した方も使うことです。必須条件ね。歩行練習が始まっているというのもいるかな。
 でも、歩行練習がなくても出来るだけ車いす時間を取りましょうね。
 リハビリ病院では「踵をつけて」とね。踵をつけることでスピードアップして「暴走族」と言われるほどになりました。
 では利点、昨日の続きになるのですが車いすに座ることで少なくとも上半身直立ね。麻痺した方に多い下半身伸びきりを予防する効果もね。
 お尻を椅子の奥まで入れて座ると腰は直角、ベッドで伸ばせると、直角と伸ばすとが交互ね。
 同様に膝も直角と伸ばすが交互ね。足首は踵を床につけると直角ね。ベッドでは伸ばし気味かな。装具のお世話になる程度は下がると思います。
 実際に立っての歩行リハビリではやはり膝を幾分か曲げるのが必要ですね。車いす歩行では膝はもっとまげることが必要ですね。
 よく麻痺した人特有の大外回し足だし歩行がみられますが、あれは「膝が曲がらない」からですよ。
 装具は足首が伸びきりの方になっているから、強制的に足首を直角程度にするためだと思います。
 踵を床につけて床を後ろに蹴ると足裏を大体使いますよね。足指もね。足関係の関節の多くを曲げ伸ばしで使えるかな。
 錆び付き防止にも役立つと思います。
 私は歩行器は1回しただけですが、車いす歩行愛好者になりました。車いすは疲れたらブレーキを掛けて止めれば楽ちんですね。
 直立にしても歩行にしても体にフィットした車いすが必要と思いますけど、病院では・・・。

ランキングに参加していますのでクリックお願いします。
にほんブログ村 病気ブログ 脳卒中・脳梗塞へ
にほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへ
にほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村

私が取り組んできてよかったこと「上半身直立」 [私のリハビリ生活でよかったと思う取り組み]

 今回の発症で私が取り組んできてよかったことを取り上げていきたいです。
 まずは、「日中、出来るだけ上半身を直立にしておくこと」かな。
 私自身は横になると「鼻が詰まる」、左側が詰まるのです。なぜか、麻痺していても息苦しさで判るのです。
 直立していたら詰まらない。
 普通は寝る直前に左側に点鼻薬を1回噴射していました。1日に1回ね。
 ところが、夕方の発症、救急車で搬送ね、持ってなかったのです。で、何日かして意識がある程度回復したから「苦しい」ね。
 で、リモコンで上半身側を起こして上半身側を出来るだけ起こそうとしたら、「はい、麻痺ですね。頭をしたにしてベッドからぶら下がり」ました。
 頭頂部が床と仲良く接していました。激突ではなかったです。ブラックリストに載せられて一番監視の厳しいところに場所替えさせられました。
 家族に点鼻薬を持ってきてもらったのですが、当然黙認ね。
 もう少し状態がよくなってから出来るだけ車いすに座り続けました。しばらくしたら、朝6時半頃から夜8時過ぎまでね。これで、夜の睡眠が深くなりましたが、運動不足で途中で目覚めたりしていました。
 リハビリが始まり、運動量も増えてきたら、夜9時頃から朝6時前ぐらいまで途中で起きることなく寝ることが出来るようになったのです。
 ながなが、書きましたが、人類の生活に相当戻ることが出来たということね。厚生労働省の睡眠の指針でも「昼間は出来るだけ寝ない」だったですね。リハビリには頭を起こしておくというのが必要みたいです。
 過去の入院でも「起きてうろうろ」とかしている方が回復が早かったです。人間にとって必要のないときは「直立」しておくことが重要だと考えました。
 ある介護施設でも車いすとかで上体を直立させると「嚥下がよくなった」とか「頭の働きがよくなった」とかいうのあるとある新聞社の記事で読んだことがあります。脳の働きも寝転んでいるときよりもよくなるというのが普通みたいです。
今回は直立ね。明日は車いす歩行ね。

ランキングに参加していますのでクリックお願いします。
にほんブログ村 病気ブログ 脳卒中・脳梗塞へ
にほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへ
にほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村

- | 次の10件 私のリハビリ生活でよかったと思う取り組み ブログトップ